幼少期〜学童期のお子さんにしてあげた方が良いと思うこと。
12年ほどの間、保育所でヘルプスタッフとして勤めたり、幼児〜学童期のお子さんに関わってきた私が思うことを書きます。
世の中の保護者の方や、子育てをされている方のヒントになれば良いかと思います。
1.ギュッとしてあげる。
とっても簡単です。
毎日ギュッとしてあげる。
登園登校前、寝る前、いつでも良いですが、大切なお子さんにギュッとしてあげるだけで、その子の安心感は格段に上がります。
外で先生にベタベタ、お友達と遊べないですというお子さんがいらっしゃれば少し試してみてほしいです。
今以上に安心感を与えてあげてください。
あと10年も経ったら、ギュッてさせてもらえませんよ。
2.その子のためだけの時間を作る。
兄弟・姉妹が居るお子さんは、どうしても保護者を独占できません。
それ故に、大変よくあるのが兄姉であるお子さんが我慢をしていることです。
小学生の児童に聞くと、弟や妹をよく思っていない子が多いです。
「うちの妹、わがままだから嫌い。」
そんなことを言う子が多いです。
自身もわがままだった頃があったでしょうが、それは忘れてしまっているのです。
そのため、特に兄・姉に当たる子には、下のお子さんが寝てしまった後に、しっかり会話をしてあげると良いと思います。
「今日は保育園どうだった?」
こんなことでも良いと思います。
はい・いいえ では答えられない会話をしましょう。
自分だけを見てくれることが嬉しく、お子さんも励みになると思います。
3.名前で呼ぶ。
こんなことはないでしょうか。
「お兄ちゃんだから、しっかりしなさい。」
「もうお姉ちゃんだからちゃんとして。」
確かに弟や妹がいれば、兄や姉であることは間違えないです。
けれどこのままでは、一生お兄ちゃん・お姉ちゃんと呼ばれて生きていくしかありません。
もちろんそれで良い例もあるかと思います。
けれど、産まれた時につけてもらった名前があります。
どの子にも大切な名前があり、それは特別なものです。
名前を呼ぶのは、同時に「あなたは特別な存在ですよ。」と言っているのだと私は思います。
ぜひ、名前で呼んであげてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?