スキューバダイビングにハマりました (1. OWライセンス取得まで(タイ在住者向け))
40歳にして趣味らしい趣味を持っておらず、趣味は?と聞かれたら旅行や食べ歩きと言ってました。それはその通りなのですが、旅行とか食べ歩きって誰でもやっていることで、世間では趣味とみなされない傾向があります。だからというわけではないのですが、(スキューバ)ダイビングを趣味として始めてみました。
この記事は、私がタイ在住時にどのようにダイビングを始めたのか?という至極個人的な内容です。今日本に住んでいる人がダイビングを始めたい場合の参考としてはあまり適切でないと思いますので、その点はご了承下さい。これ読んでダイビング楽しそうだな、自分もやってみたいと感じた人がいましたら、是非ネットで検索して情報収集してみて下さい。
■ダイビングを始めたきっかけ
2017年から2年半ほど仕事でタイに赴任しておりました。その時にせっかくタイという南国にいるんだからと始めたのがダイビングでした。
タイ赴任というと仕事と趣味を兼ねてゴルフを始める人が多く、私も実際ゴルフレッスンに通い始めたのですが、個人的にゴルフに行く機会が少なく、上達は全くしませんでした。
一方で週末や長期休暇の過ごし方として、タイの地の利を活かし、妻と一緒に近隣諸国への旅行を楽しんでおりました。タイに赴任した直後から、チェンマイ、ラオスのルアンバーン、カンボジアのアンコールワット、スリランカなど日本からは行き辛い場所へ、LLCなど格安航空会社を活用し旅行を楽しんでおりました。
ただしタイという南国に住んでいるにも関わらず、私の妻は日焼けや暑い場所が大嫌いで、そのうち旅行に出かけるのを億劫に感じるようになりました。そんな妻は10年前にダイビングのライセンスを取得済だったということもあり、「ダイビングだったら行きたい」と言うようになりました。実際ダイビングはウェットスーツ着込めば日焼けの心配はなく、海の中は涼しいです。そんなわけで、妻と一緒に楽しめ、タイという南国ならではのアクティビティということで、私もダイビングのライセンスを取ることを決心した次第です。
ちなみにこんなツイートがプチバズったこともあることから、タイ来てゴルフ以外のことがやりたいという人にダイビングはおススメです。
■ダイビングのライセンスのとり方
ダイビングに興味を持ち、実際海に潜るためには以下の方法があります。
1. 体験ダイビング
2. OW(オープンウォーター)ライセンスの取得
ライセンス無しでまず一度潜るという体験をしたい人には1は手っ取り早く良い方法でしょう。僕もタイに遊びに来た友人にダイビングを経験して欲しくて1の方法で潜ってもらいました。
ただこれから何度も潜るということがわかっている人にはライセンス取得が必須であり、必然的に2を目指すことになります。2のOWライセンスを取得すると、最大水深18mまで潜ることが可能です。長くダイビングを楽しむためにはその後のAOW(アドバンスドオープンウォーター)を取得し最大水深30mまで潜れるようになることが必須ですが、まず目指すべきはOWで十分です。
そして2のための方法ですが、タイに住んでいた僕にとっては以下の選択肢がありました。
①都市型ショップでのライセンス取得
良い点:テキスト自習は平日に、教室座学や実習は週末に、無駄無く時間を有効活用し効率的にライセンスが取得できる
悪い点:実習するダイブスポットがパタヤなどあまり綺麗な海でない(まあ実際は悪い点というほど気にはならないです)
②現地ダイビングスポット(タオ島など)でのライセンス取得
良い点:タオ島など綺麗で素晴らしいダイブスポットでダイビングの魅力を存分に満喫しながらライセンスを取得できる
悪い点:ライセンス取得に必要な最低日数を確保し旅程を組む必要がある(4-5日間など休暇を取る必要があるので、忙しい社会人にはハードル高い?)
私は効率性重視で①の方法を取ることにしました。7月下旬の3連休を利用し妻と一緒にタオ島にダイビング旅行に行くことになったので、ダイビング旅行中はライセンスの勉強や実習とかを気にせずダイビングそのものを楽しみたく、その前にライセンスを取っておきたいと考えたのも理由です。
■タイでの都市型ショップの選び方
ここは特に厳密な比較をすることもなく、目についた「ゴーゴーダイバーズ」を選びました。結果的に「ゴーゴー」のオーナー兼ガイドの亀山さんがめちゃくちゃ親切で面白い人だったこともあり、ゴーゴーで楽しくライセンス取得が出来ましたのでオススメです。
・ゴーゴーダイバーズ
https://gogo-divers.com/
・マリンプロジェクト(2021年11月時点休業中?最新状況はサイトを確認願います)
http://www.marineproject.jp/
■都市型ショップでのライセンス取得の基本的な流れ
私の場合は、申し込みからライセンス取得まで8週間ほどかかりました。2018/6/2にゴーゴーダイバーズに問い合わせオープンウォーターライセンス取得コースの申し込みをした後、最終的に海での実習を経てライセンスを取得したのが、2018/7/15です。この辺の取得期間は、個々人によりどれだけ急ぐか等にもより変わってくると思いますので、個別にショップにご相談下さい。
基本的な流れはゴーゴーダイバーズサイトの以下に詳しくわかりやすく書かれていますので、そちらをご参照下さい。
https://gogo-divers.com/gogodive/course/ow/ow.htm
上記の基本的な流れに沿った、私自身の流れ・スケジュールを簡単に紹介しておきます。
2018/6/2 ゴーゴーダイバーズに問い合わせ、オープンウォーターライセンス取得コースの申し込み
→すぐにテキストを受領し、自習開始。意志薄弱な自分にとっては自習は進みが悪く、結局教室講習の直前に一夜漬けで自習
2018/7/8 ゴーゴーダイバーズのショップで、学科(教室講習)&プール実習
2018/7/14 海洋講習1日目(パタヤ)
タイでは歓楽街ビーチリゾートとして有名なパタヤの港からダイビング船が出港です。日本でいえば熱海でダイビングというイメージで、決して綺麗そうでないなというのが行く前の正直なイメージでした。
海洋実習中の私(左)と、私の実習に付き合って数年振りにダイビングした妻(右)。妻はさすが、ブランク感じさせずすぐに勘を取り戻していました。
ダイビング船
ダイビング後の夕飯はパタヤの有名なビアホール、Hops Brew Houseにて。ダイビングで冷えて疲れ切った身体に、またビールが沁みるんですよね。ダイビングはそれ自体も楽しいけど、その後のご飯&お酒が最高、ということを初体験したのがここでした。
2018/7/15 海洋講習2日目(サメサン←パタヤの近く)
ダイビング船の中。ライセンス取得とは関係のないタイ人ダイバー達がくつろいでいます。
私(左)、ゴーゴーダイバーズのオーナー兼インストラクターの亀山さん(中央)、妻(右)。亀山さんは飄々と面白い人なんですが、ライセンス取得についてはごく真面目にダイバーの安全を考え厳しく指導してくれる、素晴らしいインストラクターさんでした。
海洋実習中の光景
ダイビング船で出るお昼ごはん。ダイビングで冷えて疲れた身体で食べるこのご飯がまた美味しいんですよね。普通の時に食べるのに比べ、なぜこうも美味しく感じられるのでしょうか。もちろんタイなのでタイ料理です。これもダイビング始めて知った思わぬ楽しみの一つです。
→晴れてライセンス取得!
■最後に
無事にライセンス取得し、7月下旬のタオ島ダイビング旅行の準備ができました。次回は、タオ島ダイビング旅行と、そこでもう1ランク上のAOW(アドバンスドオープンウォーター)のライセンスを取得した話を書きたいと思います。
少しでも興味を持っている方、同じ悩みを持っている方に記事を届けたいためため、Twitterなどで共有いただけると大変嬉しいです。