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【固定記事】 乳酸菌ショコラと僕

午前10:15。僕はまだ布団とお友達だ。


明日から仕事という絶望とやるせなさに襲われながら、乳酸菌ショコラチョコレートをつまんでいる。増量10%と書いてあったが、残り3粒しかない事に対するクレームはロッテ社にいれるべきなのか、私の胃腸センターのお客様相談室宛なのか、そんなことを考えてしまうヒマ加減だ。


年末年始は楽しかった。

Twitterではアノ子と会った、こんな事したと馬くんに報告し晒しあげてもらっているが、すべて事実である。

身バレを恐れて居住地や誕生日、勤務先に関する情報は一部フェイクを挟んでいるが、私のダイナマイトで時々チャーミングな息子の稼働状況は、自己満足で日記も兼ねて遺している。2020年もそのスタイルは変えないつもりだ。


1月3日に総勢8名の子供と遊んだ。そう、かしわぎ家は戦後から数えて第5次ベビーブーム。少子化の昨今、毎年のように新たなベビーが誕生し、3名の新入会員を迎えた。

人生と命を賭けて子供を産んだ従兄弟姉妹達には拍手喝采、レッドカーペットが玄関から仏壇のじーちゃんの所まで引かれそうなくらいだ。

その反面、26歳にもなって彼女すら居ない私は、おせち料理の人気のない料理達を胃袋に詰める残飯処理係のような扱いだ。牛肉は是非、乳飲み子を抱える母親達に食べてほしい。


そんなこんなで気づけば乳酸菌ショコラは残り一粒。今日もTinderを開き、スワイプで手と心を痛めよう。



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