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人の営みが見える

沖縄で5ヶ月ぶりに緊急事態宣言が明けた。
5ヶ月の緊急事態って何だよと思うけど、明けたから色々と言いたいことも胸にしまっておける。

宣言期間中でも明けても、仕事はあるし、子どもとは近所の公園で過ごすことが多いし、基本インドアなので、そんなに私の生活が変わるわけではない。

でも、宣言が明けて、町が動き出した感じがある。

職場が商店街にあるから、観光客が増えて、閉まってた飲食店があいて、昼から飲んでるおっさんがいる。

カップルで歩いてる若者や、飲みに繰り出す人、久々に会ったのか井戸端会議をしているおばちゃんたち。

宣言中も空いてる飲食店はあったが、気軽に人と話せない雰囲気があった。
明けてからは、人の表情が見える。人が歩いている姿に生活を感じる。


仕事の昼休みに、近くの食堂で沖縄そばを食べてたら、おじさんに話しかけられた。

「あんたオリンピックに出てた柔道選手じゃない?似てるねー。」

初めて言われたし、誰に似てるかさえわからないけど、そういえば、私は知らない人に話しかけられることが多いことを思い出した。

コロナ前は、外国人に道を尋ねられたり(英語は苦手なので役に立たない)、食堂でおばちゃんに話しかけられたりすることが時々あった。

少しでも会話が生まれるって、やっぱ雰囲気がいい。

また突然、第6波が来るんだろうけど、今は、この雰囲気を楽しめそうな気がする。


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