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【報告】7月1日(金)厚労省との意見交換会


7/1の厚労省との意見交換会についてのご報告です。

7月1日(金)13:30-15:00、衆議院第二会館にて、厚労省との意見交換会を行いました。
また、「意思に反した異性介助の 防止に関する要望書」を、

・筋ジス病棟の未来を考えるプロジェクト女性ネットワーク
・DPI女性障害者ネットワーク
・認定NPO法人DPI 日本会議
・全国自立生活センター協議会女性リーダー プロジェクト
・全国自立生活センター協議会(JIL)

の連盟で提出しました。

参加者は以下の通りです。
・厚労省:7名
・現地参加者:18名+介助者、支援者
・Zoom参加者:17名

北は北海道、南は宮崎から大勢の参加者が永田町に集まりました。とても暑い日で、国会議事堂前駅から徒歩5分の議員会館へ移動するだけでも汗だくでした。
今回は9名の障害女性が中心となり、筋ジス病棟をはじめ病院や施設で今も行われている、意思に反した異性介助について、障害当事者の立場から発言しました。

筋ジス病棟入院経験者からは、
入院中、女性患者の入浴担当職員のほとんどが男性だったことがある話、
同性介助の希望勇気を出して伝えても聞き入れてもらえなかった話、
介助してもらっている以上あなたたちは我慢して当然というようなことを職員から言われ続けた話、
自分自身にはトラウマとして残り、患者さんたちは今もなお傷ついている
ということなど実体験をお伝えしました。

また、異性介助に関するアンケート募集で集まった意見を「意思に反した異性介助の実例」としてまとめ、その中から
異性介助が嫌だと言えない、
女性としての尊厳がないがしろにされる
などできるだけ多くの実際の声を紹介しました。
なお、このアンケートには、筋ジス病棟での事例だけではなく、一般の病院、入所施設、居宅、養護学校や支援学校での経験、また男性からの意見も複数いただきました。
それらを「意思に反した異性介助の実例」としてをまとめ、厚労省へ資料として今回提出させていただきました。
アンケートにご協力くださったみなさん、本当にありがとうございました!!

他にも、
意思に反した異性介助は心理的虐待とされているが障害女性にとっては「性的虐待」でもあるということや、
同性介助実施の有無の実態調査、
研修への障害女性の参画、
同性介助含む患者のQOL向上のための院内重訪利用拡大
などについて伝えました。

厚労省からは、
同性介助推進に取り組んではいるがそのための人員不足解消には有効な策なし、
院内の更なる重訪利用拡大は、看護要員不足の代替やQOL向上目的では現状は難しい、
同性介助実施の有無の実態調査と研修への障害女性の参画は検討する、
国立病院機構の虐待防止研修において、本人の意思に反して繰り返し行われる異性介助について言及する方向で検討
といった返答でした。

今回は、意思に反した異性介助で当事者がどのような苦痛を感じており、どのように人権上大きな問題であるのかを知っていただけるようにお話ししたつもりです。また、私たちとしても早急に改善すべき重大な問題として取り組み続ける意気込みを伝えました。当事者の感覚と重大な人権問題であるということをどこまで深く理解いただけたのかわかりませんが、できるだけ早い改善につながればと思います。また、十分に理解していただけるよう、これからも何度でも伝えていく必要があると考えています。

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