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【読書】2021年9月に読んだ本まとめ

こんにちは!

今回は、先月一ヶ月間に読んだ本について記事を書きたいと思います。この一ヶ月で読んだ本まとめは、本を読むだけで満足したり、冊数を読むことに傾斜しないためにも定期的にやっている試みです。それでは、早速みていきましょう!


読んだ本まとめ

一ヶ月に読んだ本は以下の通り。

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総評

一ヶ月で読んだ本は21冊。その内訳は以下の通り。

- 小説・エッセイ ・漫画→ 0冊
- その他→ 21冊

9月の読書冊数は21冊。8月の冊数が21冊だったので、月間の読書量としては先々月に引き続き低空飛行と言ったところです。主に仕事の忙しさが理由ですが、9月の後半くらいからだいぶ落ち着いて来たので、10月以降は読書量も徐々に戻ってくるかもしれません。

読書が目的化するのもちょっとあれですが、やはり習慣として読書は継続していきたいと思っているので、うまく仕事とのバランスをとりつつやっていきたいところです。


今月のマイベスト小説&ビジネス書

毎月恒例となっていますが、その月で最も印象に残った小説・ビジネス書を紹介します。


ビジネス書部門

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今月読んで最も印象的だった本は、「知ってるつもり 無知の科学」という一冊。この本は心理学やコンピューターサイエンス、進化論などの多面的なアプローチから人間の知性について迫り、その愚かさと素晴らしさを解説している本となっています。

この本の主な論点は、「人間がいかに物事を理解していないか」ということや「理解していないことすら理解していない」こと、そしてそれにもかからず「なぜ社会はそれなりにうまく回っているのか」ということです。前者2つについてはある程度ありふれたテーマかもしれませんが、最後の点については個人的には珍しい観点で面白いと思いました。

ポイントは、人間が自らの頭の内と外にある知識のあいだに明確な線引きが出来ないということ。この本では、個別のものや状況について実際には詳細な知識をもっていないにもかかわらず、物事の仕組みを理解しているという錯覚を抱くということを「知識の錯覚」と呼んでいるのですが、それが生じるのは自分が持っている知識とその外側の知識(例えばGoogle先生など)を区別出来ないために生じると書かれています。

この本を読んでいると、自分が身の回りのことを全然理解していないということを改めて思い知らされ、人間の愚かさと、そうであるがゆえの面白さを感じてなりません。心理学や行動経済学の分野の本を読んでいると感じる、人間の人間臭さのようなものに対する面白さに近いと言っても良いのかもしれません。

そして、なぜそれにもかかわらず世の中はそれなりにうまく言っているのかという問いに対するキーワードとして「知識のコミュニティ」という言葉を上げています。先程例に上げたGoogle先生などはまさにそうだと思いますが、コミュニティよって自分の外側に知識を持つことで解決できるというわけです。だからこそ、僕はファスナーの仕組みを知らなくても服を着ることができるし、自転車の仕組みを知らなくても自転車で移動することができるというわけです。

その他、このような議論をもとに政治の世界にまで議論を広げたり、人間とテクノロジーとの関係を考察したりと、幅広く興味深い議論がなされている一冊です。「無知の知」とはいうものの、自分がどれだけものごとを理解していないかということを把握する意味でも、おすすめの一冊です。


小説部門

今回は小説やエッセイ、漫画の類が読めていないのでお休みです。


生活改善に向けて

8月9月と仕事の忙しさのせいで読書量もそうですが、全体的に生活リズムなどがだいぶグダグダになってきているので、そのあたりの改善がまず急務ですね。先月の後半に読んだ睡眠関係の本や「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」というあたりはそういう問題意識のなかで読んだ本ですね。

やはりというか、忙しくなっているとその場のことに集中せざるを得なくなってしまい、計画的になにかを行うのが難しくなるなぁというのを痛感しました。全体的に空いている時間はだらだらと過ごしてしまいがちだったので、もう少しやりたいことがしっかりできるようにしていきたいところですね。今までに読んだ本からも得られることは多いと思うので、そういう本を改めて読んでみるのも良いかもしれません。


まとめ

今回は9月に読んだ本のことについてまとめてました。なんだかんだ、こうして振り返る機会を設けることで考えさせられることも多いので、これからも毎月継続していくつもりです。

それでは、また!

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