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【読書】2021年4月に読んだ本まとめ

こんにちは!

今回は、先月一ヶ月間に読んだ本について記事を書きたいと思います。この一ヶ月で読んだ本まとめは、本を読むだけで満足したり、冊数を読むことに傾斜しないためにも定期的にやっている試みです。それでは、早速みていきましょう!


読んだ本まとめ

一ヶ月に読んだ本は以下の通り。

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総評

一ヶ月で読んだ本は32冊。その内訳は以下の通り。

- 小説・エッセイ → 0冊(!):国内0冊、海外(翻訳)0冊
- その他→ 32冊

4月の読書冊数は32冊。3月の冊数が29冊だったので、冊数としてはガクッと落ちた3月からは持ち直した感じですね。小説の類が全く読めていないのが問題ではありますが。。。

小説が読めていないのは、3月に比べるとマシになったとはいえ、まだ仕事の忙しさが落ち着いていないせいですね。なんとなく、これっという小説が見つけられていないのも影響しているのかもしれません。その他のジャンルもそうですが、ここのところワクワクするような本があまり見つけられていないのはちょっと課題な気はしています。


今月のマイベスト小説&ビジネス書

毎月恒例となっていますが、その月で最も印象に残った小説・ビジネス書を紹介します。すでに書いたとおり今回は小説を読めていないので、小説部門はカットですw


ビジネス書部門

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先月は正直あまりピンとくる本がなかったのですが、その中で印象に残った本として角川新書から出ている「ネットは社会を分断しない」を紹介したいと思います。内容としてはまさにタイトルの通りで、「ネットは社会を分断しない」という独自の論を展開していくというものとなっています。

一見するとSNSやニュースサイトのコメントなどのインターネット上では極端な意見が散見され、それにより分断が進んでいるように見えますが、実はネットが分断を加速させているわけではないというのがこの本の主旨です。説明のロジックやデータの参照の仕方がちょっと恣意的な気がしなくもないので、100%鵜呑みにはできないとは思いますが、あまり他では語られないタイプの視点という意味で、なかなかおもしろいと思います。

ポイントとしては、極端な意見を言う人は極少数であり、ネット上ではそういった人たちの意見が目立ってしまうので、一見すると分断が進んでいるように見えやすいということ。SNSの弊害としてよく語られる「フィルターバブル」についても、一般に言われるほど大きな影響があるわけではないということをデータを用いて論証していきます(フィルターバブルについては下記を参照)

そのような議論をもとに、筆者はネットの世論を真の世論とみなしては行けないという主張をしています。これは確かにそうだなと思わされる話で、オンラインとオフラインでずいぶん温度感が違うなと思うことが多いですが、それはこのあたりが理由なのでしょう。ネットはネットの良さがありますが、ネットの意見が世の中の意見を代表していると思うのは、それはそれで危ういことなのでしょう。

いずれにしても、偏った意見が散見されがちなネットの書き込みを鵜呑みにするのではなく、そういう意見もあるのだという形で冷静にみることが大事なのでしょう。筆者も書いている通り、ネットは様々な意見にふれるためのツールとしてはネットは非常に有用だと思うので、うまく使いこなして生きたところです。


良い本との出会い方

ここのところKindle Unlimitedでいろいろと本を探していますが、なかなかおもしろい本が引けていないのが最近の悩みです。なにか特定のトピックについて調べたいときにKindle Unlimitedで検索すると割といい感じで入門書を読めるのですが、やはり肉厚な本を読みたいと思うとちょっと物足りないですね。新書なんかだとわりといい本も多く配信されていますが、有名どころはすでに結構読んでしまっているのが悩ましいところ。

そういう意味で、やはり面白い本をいかにして探すかは結構切実な問題です。基本的なスタンスとしてはあまり選り好みをせずに乱読をして、その中からいい感じの本を見つけることを楽しみにしているわけですが、それがいまいちうまく機能できていない感じはありますね。予想外の面白さみたいなものにここのところあまり出会えていない感じですね。

そういう意味では、あまりKindle Unlimitedにこだわらず、定期的に身銭をきって新刊を買うのも必要なのかもしれませんね。読書会で紹介頂いた本については良く新刊(主にKindleの電子書籍)で買っているんですが、それ以外にも積極的に手をだしていきたいところです。紙の本もいいですが、やはりというか保管場所の問題があるので、電子書籍がある本は電子書籍一択ですね。本屋に行くのは良い気分転換になるのでお金を落としたい気持ちはあるのですが、やはり紙の本はかさばるってのは切実な問題なので、なかなか難しいところ。入場料くらい払ってもいいかなぁとは思うのですが、そういうところでお金が回る仕組みができればいいのになぁとは思いますね。


まとめ

今回は4月に読んだ本のことについてまとめてました。なんだかんだ、こうして振り返る機会を設けることで考えさせられることも多いので、これからも毎月継続していくつもりです。

それでは、また!

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