【読書】2021年7月に読んだ本まとめ
こんにちは!
今回は、先月一ヶ月間に読んだ本について記事を書きたいと思います。この一ヶ月で読んだ本まとめは、本を読むだけで満足したり、冊数を読むことに傾斜しないためにも定期的にやっている試みです。それでは、早速みていきましょう!
読んだ本まとめ
一ヶ月に読んだ本は以下の通り。
総評
一ヶ月で読んだ本は27冊。その内訳は以下の通り。
- 小説・エッセイ ・漫画→ 1冊:国内1冊、海外(翻訳)0冊
- その他→ 26冊
6月の読書冊数は27冊。6月の冊数が28冊だったので、月間の読書量としては最低を更新している感じですね。3月くらいから仕事がアホみたいに忙しく、その余波がまだまだ続いているため読書量が着々と減っているという感じですね…しかも8月は更に忙しくなることが想定されているのがなかなか厳しい。
ちなみに、漫画は15冊のシリーズ「爆球連発スーパービーダマン」をまとめて読んだわけですが、一冊づつ登録するのも大変ですし、リストもえげつないことになるので最終巻のみ登録としました。小学生ぶりくらいに読んだ漫画ですが、童心にもどって非常に楽しめました!
今月のマイベスト小説&ビジネス書
毎月恒例となっていますが、その月で最も印象に残った小説・ビジネス書を紹介します。
ビジネス書部門
今月読んで最も印象的だった本は、2019年1月にNHKから放送された「平成ネット史」の書籍版。メディアアーティストの落合陽一さんや評論家の宇野常寛さんなど、僕が個人的に好きな人たちが平成の時代のインターネットについて対談しつつ振り返っていくという内容。
その他の参加者は、ホリエモンこと堀江貴史さんや一時期ブログの女王と呼ばれた真鍋かをりさんなど、まさにネットのことを語るにはうってつけの人選と言えるでしょう。
Windows95から始まり、iモードやにちゃんねるにニコニコ動画、初音ミクからiPhoneやYoutubeの台頭まで、平成時代のネット空間の移り変わりをライトに追っていくというなかなか斬新な企画だったと思います。特に自分は平成初期生まれかつ、親の影響でかなり初期の段階からインターネットに触れていたこともあり、本当になつかしいと思いながら読むことが出来ました。
あと思うのは、日本のネットサービスやプラットフォームの衰退というのが目立つなぁというのが正直な印象です。2000年台初期くらいまではニコニコ動画や初音ミクなど日本のサービスがイケイケでしたが、それがいまとなっては・・・な感じなので、読んでいて考えさせられることも多かったなと。
個人的に印象に残ったのは、宇野さんの「インターネットが誰もに発信の権利を与えても、「発信に値する中身」を持っている人って、ほんの一握りしかいない」という主旨の発言。それは結構否定できないところがあって、もともろは誰にでも発信できるようになるというポジティブな捉え方をされていたSNSが現代のようなぐだぐだな場所になっているのもそれが要因かなと思わされたりしてしまいます。
ライトな内容で読みやすく、インターネットが誰にでも行き渡った今となっては誰にでも楽しめる本だと思うので、興味のある方はぜひご一読を!
小説部門
今回は小説は読んでいないですが、冒頭に書いたとおり漫画をまとめ読みしたので、せっかくなのでその本についてでも紹介します。同世代くらいの人なら子供の頃に読んだことがある方も多いんじゃないかと思いますw
その漫画というのがこちらの「爆球連発スーパービーダマン」。1995年から2001年までコロコロコミックで連載されていた「ビーダマン」というホビーの販売促進漫画で、少年たちのビーダマンによるアツいバトルが繰り広げられる漫画です。ライバルサイドのキャラクターがビーダマンの締めうちのしすぎで指の骨を折るシーンはあまりにも有名ですw
コロコロコミックの漫画ということもあり、ツッコミどころはたくさんあるわけですが、それを大人が細かく突っ込むのも野暮というものでしょう。とくに中盤以降の大会のバトルは非常にアツいものがありますし、今読んでも普通に感動するシーンもあったりするので、少年漫画もなかなか侮れません。
個人的にこの漫画が面白いなと思ったのが、(一部は大人の力もかりつつ)主人公サイドの少年たちが自分たちでビーダマンのパーツや機体を開発していって、キャラクターたちと共に機体の方も強くなっていく点です。少年漫画だとありがちな、修行によって…みたいな人間側の強化だけでなく、ものづくりを通して強くなっていくというのが熱い展開ですね。
これは完全に余談ですが、この「ビーダマン」というおもちゃは、ガラス玉を打ち出すという関係上、現代の安全基準ではなかなか厳しいものがあり、すでにシリーズは終了しているようです。ただ、その後継として、ペットボトルのキャップを飛ばす「ボトルマン」というおもちゃが昨年から展開されており、すごい人気を集めているようです。おもちゃも時代によって変わっていくものだなとしみじみと感じますね。
読書量の低下
仕事が忙しいのでしかたないところはありますが、それでもココ最近は読書量の低下が著しいのはちょっと気になりますね。小説を読むモチベーションがあまり保てていないのはわりと前からではありますが、それ意外の本についても1日1冊が継続できなくなりつつあるのが悩ましいところ。それでも、まだ30冊弱程度で踏みとどまれているのは悪いことではないんですけどね。
全く時間が取れないというわけではないものの、読む本が枯渇してきているという側面もないでもないです。正確に言うと、そこまで重い本は時間的に読めないものの、軽めの本だと物足りないと思うことが多いので、ちょうどいい本が選べていないというべきかもしれません。
そういう意味では、読む冊数についてはあまりこだわらず、もうちょっと重めの本を含めて色々と本を読んでみるというのが一個の解決策な気もしますね。どうせ一日一冊はすでに出来ていないわけですし、一日で読み切ることを重視して軽い本を読むのではなく、もっと幅広く本を読んでみるのが良いのかもしれません。このあたりはトライアンドエラーですかね。
まとめ
今回は6月に読んだ本のことについてまとめてました。なんだかんだ、こうして振り返る機会を設けることで考えさせられることも多いので、これからも毎月継続していくつもりです。
それでは、また!
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