都知事選

天気も良さそうだし都知事選の期日前投票して来ようっと。ただ、まだ誰に投票するのか決めてないな…

頭の中を整理しよう。

まず第一、
現職でいいのか?

答えはノーだ。いいのか悪いのか、いい理由と悪い理由を挙げていくと悪い理由が上回り過ぎる。

では誰ならいいのか。

候補者が掲げている政策と人としての資質。それは政治能力と人柄のことであるが、それに加えて適材適所というのも検討に入れないといけないだろう。僕はつい理念と人格で考えがちだが、適材適所をおろそかにしがちだ。

今回、AIを活用した都政を志す候補者がいてAIは世界の潮流であり時代の必然と言えるツールなので、ゆくゆく必ず政治の課題となる。そして日本はその部分が弱い。日本人が向いてない分野ということはなく、その分野の人材が政治や行政を選択しないから人材が不足している。

有能な人材が政治を志すことは稀有なことだ。だから一票を投じたいと思っていたし今も思っているのだが、それは拙速だろうなと思ってしまう。

投票率の低さとメディアの偏向報道であまりにもスポットが当てられていない。政治の世界はいまだにそうなんだが、お金と権力のあるところに見えない力が働く。それは身に見える形で「情報量」で私たちに向けてしれっと流されている。

ここは我慢だ。ある程度「対抗馬」としてスポットが当てられている人の中から選ぶのが確率が高い。貴重な一票を大穴だと分かって投じるのはギャンブルだ。

僕が住む自治体では首長が変わった。そのことでダイナミックな変化が起きつつあり、軋轢もありつつそれすらも活性化していると僕は見做している。

その部分との親和性を考えるのがまずは先決か。そうなると候補者は2人に絞られる。

あと1人はよく分からないが気になっている候補者がいる。SNSで世の中の巨悪を暴きその一方で健康食品などを販売していたりする。よく分からないなと今でも思う。もしその人が現職に代わり都政を担うならどうなるだろうか。良くなるのかそれとも劇薬か。それならそれで面白いかも知れない、好きになるかも知れないが、やはり無責任なことはできない。良く分かってない人を推せないな…

これまで政界の下積みをしてきた人か、効率的に短期間で登り詰めてきた人か。政治に毒されてその毒気をたっぷり味わってきた人か、新しい時代の処世術でスマートに行動できる人か。

以上、褒めてもないし貶しているわけでもない。一番の問題は僕自身の見識のなさ。その頭でなんとか整理してみたわけでジャッジはしてません。それができるならとっとと投じて、今ここにこんなことを書くまでもないわけです。

問題の9割は常に自分にある。そう考えるようにしていますしこのこともやはりそうだなと感じる。もう少し知ろう。考えないといけない。

だって、せっかく権利が与えられているのだ。先人が遺してくれた権利をできるだけ純度を上げて使わせていただく。それすらできなくて他人のことをいちいち批判なんてしていられない。それは自分がますますみっともなくなるだけだ。僕はそう思う。

僕は世の中の人たちよりもずっと未熟で見識が浅い。たぶん「身の丈」を知ることが生涯の目標だ。そうありたい自分をいつまでもずっと追いかけてそして半世紀が過ぎてたまに愕然としている…

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