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経済の行方がヤバそうでドキワクします

このNOTEでは様々なことを書いているのですが、現在進行形の懸案事項について、現状認識を自分なりにつらつらと書く機会としても使わせていただいています。ほぼ誰にも読まれていないのでエビデンスとかソースとか言われないので気楽に書いております。主に自分自身に向けて書いている。それは基本、嘘はないけれど玉石混交の有象無象に対してある程度、主観的に言い切っております。それは皆さんの誰もが自分なりの結論なり行動の指針を決める際に行っていることです。それをソースは?って言われてもまあ知らんがな…というやつです。では、ちょこっと動きづらい時間帯なのでその隙に頭の中をトレースしておきまする。

経済がヤバい。それは『腐る経済』という本に興味を持った時に始まりました。2017年前後のことでした。この本はとても面白く本質的な取り組みをされているパン屋さんの店主が書いたものです。ああ、そういえば本自体をまだ読んでいないではないか笑。ニュースコラムで取り上げられていたりして、そこからお金のこと、経済のこと、それらが実は「必須で常識」ではないのだという目から鱗のタイミングがあって、そこから自分なりに現代の貨幣経済の限界を常にウォッチする生活が始まりました。

経済という概念。それは普遍的な常識ではなく、一つの価値概念に過ぎないと思えた時、ハッとしました。ちょうどその頃、いよいよオリンピックが東京で開催されることがチラホラと話題になったりもして、お台場辺りにタワマンが建ち、競技場が新設され、そういった過程の中で競技場は当初案が廃案になったり、ロゴマークなどに不正が見つかったりしました。世の中の盛り上がりに比べて生活するのがジワジワと苦しくなるような実感。ああこれはそう遠くない将来、この大きな経済の仕組みは壊れていくのだろうなと何となく感じました。

東京オリンピックは終わりの始まり。それはどんどん確信みたいになっていたところに新型コロナ感染が世界的なパンデミックを起こしました。

パンデミックによる経済危機のように見えて、それがなくても経済危機は現実問題になっていたと今でも思っています。

パンデミックがやや落ち着いたころに起きたロシアによるウクライナ侵攻。経済という視点からみると、このことで先進国が備蓄していた兵器はどんどん貨幣に交換されました。日本からも数千億円、それ以上の支援が行われています。

兵器による経済活性化。戦争は儲かると言われています。だが、そのお金の流れは生活と関係ありません。劇薬的に注入された貨幣経済の流れは、世界中ですでに起きていた不況、経済困窮、飢餓を救うものではありません。

ネットを見ているといろいろな情報が手に入るので、嘘か誠かなるべく見極めながら情報を眺めています。

つい先日はアメリカで銀行が破綻しました。そこには政府が介入してお金は保証すると宣言しました。それで事態が収束するかと思うと次はスイスの金融機関が破綻危機ということです。続いて今度はドイツ銀行も危うい状況とか。各国政府が火消しに奔走していますが、これはどうことでしょうか?

アメリカの都市部ではもう以前から経済がバランスを失っていて、貧富の格差がどうしようもなくなっていました。路上生活者が溢れ、ドラッグの蔓延。治安が放棄された風景を動画サービスで見たことがあります。本当かウソなのか…

これまでの世界はアメリカを中心とした欧米先進国が実権を握っていました。そこでの仕組みがじつは分断や格差の原因となっていて、美味しい思いをするのはごく一部、それこそ1%の人たちという話もありました。それが壊れていくのは必然なのかもしれません。1%の人たちが必死に現状を保つためにあれこれと、メディアを駆使して破滅がグラスの水のように溢れるのを先延ばしにしてきたのがいつからだったのか。そういう視点をもつことも可能だと思っています。そんなこと思いたくなくっても見えてしまう…

大きな世界の図式として、欧米先進国と対立しているのはいま中国です。そこにロシアも入るし、アフリカや東欧、アジアの一部というかまあまあの国が賛同しています。

また、イラクとベトナム。これはアメリカによる侵略戦争を仕掛けられたという見方もできますが、それはこれまでの常識とある意味、対立する視点なので慎重に吟味する必要がありますが、客観的事実をなぞってみても両国はかなり理不尽な目にあっていると思います。そこにある民衆の意識や、世界を形作る行動において何がなされようとしているのか。なかなか日本のメディアでは報じられませんが、注視する必要があります。なぜかというと、日本もアメリカにとってどういう存在なのかは、様々な見え方ができるからです。

自律的に生きる。

これだけは普遍の法則と個人的には思います。ただ、興味深いのはアメリカに従属的に行動してきたように見える日本がこの世界情勢の中で、経済破綻や医療、教育、軍事、文化面においてもなんだか捨てたものではないなと思える状況なのは不思議です。そういう自律の在り方なのかもしれないと心の中の割と大きなシェア、三分の一くらい思っています。これはコロナ禍で思うようになった自分の中では新しい価値観です。

あと、アメリカを世界の盟主としない国際的な呼称であるブリックス。これはブラジル、ロシア、インド、中国の4国に南アフリカを後で加えた5か国のことです。そこに同盟関係などはありませんが、近年結びつきを強めています。ウィキを調べると2022年にはイランとアルゼンチンが加盟を申請しているそうです。

面白いのが、ブリックスの理念は相互利益です。この連合体の中に入っていない欧米諸国に相互利益という概念はどのくらい尊重されているのか。本音と建て前のどちらの引き出しにそれは入っているのか、興味深く見ています。それはどっちだっていい。嘘もつくだろうし。ただ、大切なことは嘘を見極める教養なり直観力を身に着けるということです。

さて、ここまで上げてきた現代の世界の成り立ちは、ある意味で貨幣経済というロープでつながっています。引っ張ったり緩めて相互に影響し合う。力関係を見極めようとしているうちにロープそのものが疲弊して切れそうになっている。そういう視点もあるかもしれない。

そういうわけかどうか分かりませんが、いま金とビットコインに注目が集まっています。金の価値は普遍的っぽいのでなんとなく分かるけれど、なぜビットコイン。

ビットコインとは暗号通貨であり、相互に追跡できるこれまでの概念だとちょっと理解が困難な特性を持つデジタルデータとしての価値の象徴です。

もともと貨幣は価値を交換する手段であり、コインなり紙幣がその象徴でした。それがいつしか目的化してしまった世界にいま私たちは生きていて、お金やマイホームローンに支配された人生を辿っています。そこに同時に暗号資産が生まれました。

これを良い方に捉えると、価値交換のアップデート。いまこそ価値とは何であるかを再考し、価値交換の過程をどこまでも追跡できるのも暗号資産の特徴です。フェアトレードなんかで大切な視点です。もちろん悪い方も課題は出てくる気がします。

とにかく今の貨幣経済はもうダメでしょうね。そう思っています。日々の生活のためにある程度の所持は必要ですが、段々と不要なものとして扱わないといけない。それはドラッグに近いのかも知れません。そのために人の人生が様々にぶっ壊されている時点でかなり危険な存在です。日本で暮らしていても最近は強盗に遭う危険がある。原因の100%がお金です。そんなことからもすべては関連し、今の私たちに気づきを促している。

まあそんなことを今は思っております。よろしこ…

最後に腐る経済の記事リンクを張っておきます。味わい深し。



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