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コーヒー☕️物語り


ワタシのコーヒーとの出会いは、
既に日本では歴史的にも長く喫茶店という文化があって、

私の実家の父親と母親が経営する美容院と床屋さんの隣にもそれはあって、
”オレンジハウス”という朝早くからコーヒーの香りがプーンと
大きな駐車場の外にまで漂う

いわゆる名古屋で知られるモーニングという
コーヒーチケットを10回分だったかな?一杯100円?ってことはないにしろ、とにかく安かったのを覚えてるけれど、250円(300円くらいまでは覚えてるんだけれど、確か11回分3300円のところ、一杯おまけで3000円のチケット制になってたみたい。今は一杯500円くらいするのかな。日本だとチップ制がないからネ)くらいのコーヒー代金払うだけで、
おいしそうに焼けたフカフカの分厚い食パン半分に
蕩けたバターが塗られて、
いちごジャムやマーマレードなどのジャムがついてくる
それに卵や小さなサラダ(ナッツの小袋付き)がついてくるという習慣が
名古屋のお膝元の小さな田舎町の豊明にもあったのでした。

そんな中、初めてのカナダへの旅行の時、
ふと乗り換えのアメリカの空港で目にした本を手にして、
『スターバックス成功物語』の英語バージョンの本を知りました。

それに描かれた
ユダヤ人のCEO Howard D. Schultz 氏の成功への物語の本から学んだように、
コーヒーを通して、さまざまなインスパイアを感じて、旅に出たり、
シアトルにも訪れて、その物語とコーヒー時間を過ごすことで得られる
革命のような新しいアイディアや何かをゲットしようと動き出した原動力を生み出してくれたようで、

そこから生まれた人との繋がりと
出会いと世界の広がりに気づかせてくれる

幸せな時間を過ごす
とっておきのコーヒータイムと場所と人と繋がっていく足掛かりともなっていったように思えました♪

最初にこの本に惹かれたのは、
スターバックスはCEOになったHoward D. Schultz氏の
彼が生み出したお店ではなくて、
既にオープンから10年月日が経っていたコーヒーショップに
彼自身が魅力を感じたというところで、
1971年創業のシアトルの小さなパイクプレイスマーケットというコーヒーショップから始まった三人の創業者から引き継ぎ、
何度も危機が訪れては乗り越えてきたという
自分の生まれた年と関連して、
なんだか同じように年を取ってサバイバルしながら生き延びてるお店に勝手に自分の人生の生い立ちのように共感することもあり、嬉しくなったのもあるのです。

この物語を読んで、コーヒーの
マキアートという飲み物を初めて口にした時の感動と出会い、

そしてイタリアへの旅も、
本に描かれていたようなエスプレッソをいかにも知ってるかのように苦味と砂糖の甘味の豊かさも、

少しだけ背伸びして、
大人の気分に慕ったのを、
今ならフッと笑ってしまうような思い出話を思い出しました♪

随分と時間が経ってから、
デンマーク系カナダ人とフレンチ系モントリオール出身のカナダ人とイタリア系カナダ人のオーナーのもとで働き、カフェラテカプチーノマキアートが仕事でのご褒美の一杯となり、ワインをこよなく愛するフランス人やカフェ好きイタリア人の食材へのこだわりというか、シンプルだけど、その食材そのものの良さを活かした美味さを知ってるかのように美味しいものをよく食べさせてくれました♪

今では、スッカリコーヒー豆のこだわりもなく、毎日マイケルが入れてくれるフレンチプレスでオートミルクたっぷりのカフェ・オ・レを飲むことが幸せです♪


時に外出先や旅に出た時によるカフェでの交流で知る新しいコーヒーとの出会いも、

最近出会いから始まる物語りを知るようになりました。

Caffé Mistoを知ったのも、ナショナルバンクで働くハズバンドと転勤でトロントにやってきた韓国人の友人グレースからでした。彼女とのショッピングはいつもためになる情報が盛りだくさんで、お金の使い方から病院のかかり方も、お金持ちの韓国人の賢人のような彼女から教わったのでした。いつものように、スターバックスで待ち合わせしていて、彼女と一緒にコーヒーを頼もうとしたら、あなたミルク入れるでしょ?だったら、カフェミスト頼んでみたら!との一言で、カフェラテよりもお得で、自分でミルク入れなくて、温かいミルク入れてもらえるし、ネっ!って、ウインクされて。

彼女のアドバイスの一言で、ちょっと心も温かく、気軽にリッチな気分になれたのを覚えています。

パンデミック中の新しいコーヒーとの出会いはオーストラリアやニュージーランドで流行ってると耳にして、トロントのカフェのメニューにも出始めたのが、Flat Whiteでした。

以前からメニューにあったかも知れませんが、
自分の目に留まるようになったのが、
このパンデミック中のトロントにある近所のカフェでの出来事でした。

そして、今回モントリオールに車で旅して、行き着いたカフェで目にしたメニューから、そこのオーナーが説明してくれたのが、スペインからやってきたと言われるダブルエスプレッソスチームドミルクをバランス良く加えた
CORTADOでした。


マキアートよりも量もあって、
本当は50/50の割合らしいけれど、
ミルク量をダブルエスプレッソの半分にしてくれて、ワタシにはちょうど良い感じに感じました♪😉

イタリアでは、エスプレッソマキアートと呼ばれているのかな。

ワタシはエスプレッソもローングが好きなのです。

当分はCORTADOをカフェで☕️注文してみようと思っています。

あるファーマーズマーケットの中のカフェのメニューにもあって、マキアートよりも量は多く、カフェラテよりも量も少なくお値段も手頃だったのでした。😉
$3〜くらいで、
$5以上の飲み物に比べてもお財布にも優しく、
チョット人との待ち合わせや時間潰しには、
頭をスッキリと想像力を高めてくれそうなコーヒー時間を過ごせそうです♪

ちょっとした甘味として、
小さなマカロンや
モントリオールでは25セントで売ってた
あの有名なベルギー産の小さな一袋クッキーにも
ちょうど良い感じす。

甘味と苦味を味わう
心の豊かさを感じて、
想像力も豊かになっていきそうです。😉

スターバックスの成功物語の流行から、
随分と月日も経ち、

経済的にお金の話にも
セービングが一番に出てくると思いますが

そのセービングをするには、
毎日のコーヒー代を貯金に回すなんて言う
ファイナンシャルアドバイスとして
‘スターバックスに行かない’というコンセプトも生まれた時代もあり、

順調万端に成功への道のりを上ってきた訳ではなく、
山あり谷ありの人生と同じように、
波のようにやってくる
色んな問題を解決しながら、
淡々とファンを増やして、
永遠に生き残ろうとサバイバルしてきたようにも感じました。

歴史を感じさせるスターバックス物語ですが、
アップル社同様に信心深い信者も多く、

あと一番には、スターバックス社は普通の喫茶店から
大きな経済を生み出すカンパニーと成長して
日本だけではなく、
世界中で知られるようにもなり、
経済的に困ってる若者たちやファミリーも
スターバックスを通して助けられたストーリーも多くあることから、

パンデミックで失ったスターバックスの店舗は、
トロントでも多くありますが、
それでもいつの時代もしぶとく返り咲くパワーがあって、

日本に持ち込んだ人たちも感じる不思議なスターバックスの根強さと生き残り作戦には、いつも驚かされているのも事実です。

そんな日本のスターバックス物語も読んでみたい本となりました。

実は、名古屋にスターバックスの店舗ができた頃、ビザの問題もあって一時帰国していて、スターバックスの店舗でアルバイトの募集をしていたので早速募集してみたのだけれど、見事に不合格でした!

私も一時の軽い気持ちもあったのですが、
その時の面接官の方が、
‘短い期間でもナースとして働いたほうがいいですよ!’って、
優しく背中を押してくれて、結局スターバックスで働いてしまったら、もしかしたら、このトロントに急いで帰ってくることができなかったかもなんて。

人生って、本当に面白くできていますよね!

私も、昔から応援できる小さなカフェが好きで、
最近は値段もお高くブランド志向が強く大型チェーン店のイメージが大きくなりすぎてしまったスターバックスから遠のいていたんですが、
本を読んでみると、
ちょっと再びチラッと覗いてみたくなりました。。。

終わり

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