自分は自己開示ができないおバカさんだった

　去年の11月末日に以前勤めていた会社を退職した。
あれからもうすぐ1年が経つ。

この1年間すごくはやかった。
し、この1年で自分の中の色んなことが変わった気がする。（いい意味の方）

そして約1年後の今、新しいことを始めようとしているのだ。
でも、誰かに"やってみようと思うんだ"とか、"こんなこと始めるねん"とか、話せないでいる。

別に話さなくてもいいんだけど、仕事をちゃんとしていないところから、ちゃんと始めます！って一緒に住んでる家族には言うべきなのでは？と思っている。
うちの家族は私が働いてなくても何も言ってこない。
だから別に言わなくてもいいとも思う。

でもみんなが休みの日に仕事やからと誘いを断るにも、言っとかないと断りにくい。。

とまあ何も悩むことはなくただ、こんな仕事始めてみるからって伝えればいいだけのことなのだが。
それができないでいるという器の小さい奴のおはなしなのだ。

　家族だけではなく友だちにも誰1人として伝えていないし、伝えるタイミングがあってもどうしてもできない。
これは今になって始まったことではない。
学生時代のころから、恋愛の話や勉強の話でも、女子の集まりというのはたまに会っては進捗を話し合ったりするやん？

そういう時に自分の今の状況を話すのが苦手だし、あまり話したことがない。
なぜなら、前に会った時から何も変わっていないっていうこともあるけれど、なぜか自己開示ができないのだ。

部活のグループで集まる時もいつもみんながそれぞれの近況を話していく中、私は何も話さないでいる。
すごく変な状況だと思う。

この場にいていいのかな、とさえ思う。
でもきっと高校の部活という濃い時間を過ごしてきた仲間だから私はそういう人間ってことをわかってくれていると思うことにしている。

そもそも誘われた時に行くのをためらうのだが、その中の1人が、来ないの？と聞いてくれるから行くー！と言い出せている節もある。

行ったら行ったで、私がいることによってみんなの楽しさに貢献できているのかは不明でしかないけど、私自身はみんなでいる時の空気感がすごく好きだから心があったまっている。

　そう、それで話は逸れたが、新しいことを始めようと思っているけれどそれを言い出せる相手がいないことに気づいたのだ。

よくよく考えたら今までもそうだったし、今も現在進行形で、誰にも話せていない。
誰だったら話せるか？
そう思って知っている人を一人一人頭の中に登場させて、その人に話そうとしてみる。

誰にも話すことはできなかった。
それで兄弟に、自分を曝け出せる人がいないことに気づいたって言ったら、

はたして自分を曝け出せる相手がいないのか、元々の自分の機能的にできないのかどっちなんやろな

的なことを言われて、ハッとした。
私は勝手に自分を曝け出せる相手が世界中のどこかにいるって信じ込んでいたって気付いたのだ。

今までの自分から考えて完全に自分の機能的にできてないだけやん（笑）
って笑いが込み上げてきた。

バカだな〜。笑

自分は自己開示できないんだよ、笑

でも、事後報告はできるって知ってる。
だから話せる時が来るまで話さなくたっていいのさ。