尾川堅一IBF王座奪取記念、現時点での日本人世界王者一覧
WBC世界ライトフライ級王者:矢吹正道(緑)
戦績:16戦13勝12KO3敗
備考:3敗はWBO世界フライ級王者の中谷潤人、日本フライ級王者のユーリ阿久井政悟、WBA世界ライトフライ級1位(前暫定王者)のダニエル・マテヨンに敗れたもの。
前回の試合で寺地拳四朗(BMB)から王座を奪取したが、未必の故意によるバッティングで寺地が受けたダメージが甚大であったことから2022年にダイレクトリマッチが予定されている。
WBA世界ライトフライ級スーパー王者:京口紘人(ワタナベ)
戦績:15戦15勝10KO無敗
備考:元IBF世界ミニマム級王者。世界王座2階級制覇王者。
他団体王者との統一戦を希望していたが、寺地拳四朗やエルウィン・ソトが相次いで王座陥落、次戦はWBA正規王者エステバン・ベルムデスとの対戦に落ち着く見込み。
WBO世界フライ級王者:中谷潤人(M・T)
戦績:22戦22勝17KO無敗
備考:前回の試合でアンヘル・ティト・アコスタを下して日本人史上初、アメリカでの世界王座初防衛に成功。
次戦は12月29日さいたまスーパーアリーナのセミファイナルでクリスチャン・ゴンサレスを迎える
WBO世界スーパーフライ級王者:井岡一翔(志成)
戦績:29戦27勝15KO2敗
備考:元WBC・WBA統一世界ミニマム級王者
元WBA世界ライトフライ級王者
元WBA世界フライ級王者
2敗はアムナット・ルエンロエンとドニー・ニエテス、ともにその時点での井岡を上回る技巧派に敗れたもの
日本人史上初の世界王座4階級制覇王者。
次戦は12月31日、大田区総合体育館でIBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハスとの王座統一戦に臨む。井岡がこの試合に勝利すれば4団体のベルトをすべて獲得した経験を持つ3人目の日本人ボクサーとなり、さらに「2階級で世界王座を統一」という、これまた日本人史上初の偉業を成し遂げることになる
WBAスーパー・IBF統一世界バンタム級王者:井上尚弥(大橋)
戦績:21戦21勝18KO無敗
備考:元WBC世界ライトフライ級王者
元WBO世界スーパーフライ級王者。
リング誌認定世界バンタム級王者。
WBSSシーズン2バンタム級トーナメント優勝(決勝で世界王座5階級制覇のノニト・ドネアを撃破)
世界王座3階級制覇王者
次戦は12月14日、両国国技館でアラン・ディパエンと防衛戦を行う。
IBF世界スーパーフェザー級王者:尾川堅一(帝拳)
戦績:29戦26勝18KO1敗1分1無効試合
備考:日本時間11月28日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでアジンガ・フジレとのIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦を行い3-0判定で勝利して王座を獲得。
次戦はIBF世界スーパーフェザー級1位の指名挑戦者シャフカット・ラキモフとの指名試合が義務づけられている。
WBA世界ミドル級スーパー王者:村田諒太(帝拳)
戦績:18戦16勝13KO2敗
備考:2012年ロンドン五輪ミドル級金メダリスト(日本人のボクシング五輪金メダリストで日本での大会以外で金メダルを獲得したのは村田だけ)
元WBA世界ミドル級王者
2敗はアッサン・エンダムとロブ・ブラントに敗れたものだが、両選手に再戦でリベンジしている。
次戦は12月29日、さいたまスーパーアリーナのメインイベントでIBF世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキンと王座統一戦を行う。
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