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“ Unfinished “ History of I-ai- 2001-2004

2020.12.27 初解禁!!

2001~2004年に当時まだ地元岩手県を中心に、東北、関東で活動していた頃の幻の音源を約二十年の時を越えて初の解禁。

The memorial album 

“ Unfinished “ History of I-ai- 2001-2004

1.BOYS (2004 ver.) written by Hiroaki ,Tetsuya ,Jun
2.灰 (2002 Rec.) written by Hiroaki
3.DISTANCE (2003 Rec.) written by Hiroaki
4.Crow (2003 Rec. ) written by Hiroaki
5.The divine will (2003 Rec. ) written by Hiroaki
6.I never die (2003 Rec.) written by Hiroaki
7.#9 (2003 Rec.) written by Hiroaki
8.Dead after life (2004 Rec. ) written by Hiroaki
9.Destiny (2003 Rec. ) written by Yusuke
10.It’s forever rain (2001 Rec. ) written by Toshiyuki
11.Be wanna crazy (2001 Rec. ) written by Hiroaki , Tetsuya
12.Eternal love song (2002 Rec. ) written by Hiroaki 

Ex Members
Hiroro, Yusuke, Jun , Mizz ,Akira (2004)
Hiroro,Yusuke, Jun , Mizz,Toshiyuki (2003)
Hiroro , Jun , Toshiyuki,Tesuya ,Basya,Koshi(2001-2002)


「あの頃、夢を描いては夢に傷付いた日々。
僕のアイというバンドの歴史はここから本格的に始まった気がする。
まだ二十代前半だった僕は、あの頃と何が変わったんだろうか?
ずっと変わらなかったもの、
それは僕は大切な仲間達と素晴らしい音楽を作っていた。」
20年前の今日、2000年12月27日
岩手県花巻市文化会館中ホール
ロックバンドI-ai-として初のライブを行いました。
 今作品は、現在のアイのメンバーYuki Aneyoshi と出逢う前の
メンバー編成で、バンド名も現在と同じアイ。
 東北地方のライヴハウスでのみCDRで物販していた楽曲を
当時の音、空気感を尊重し音圧を上げただけで
そのまま未編集の楽曲になります。
当時,誰が聴いてもヘタクソで荒削りながらも必死に生み出していた音。
特に音割れやリズムのズレ、音程の怪しさとか2001〜2003はヤバイですが、
あくまで今作品は思い出と、後の様々なアイの楽曲の原作のもとになったもの
なので、曲自体は原石の名曲集だと思います。
 僕の歴史的遺産、思い出の共有作品として遂に約20年前の曲をまとめて
初の配信開始いたします。
この作品達が生まれた後、2006年に「Quintessence 」、
2011年に「Crystallize」、2014年に「I -ai-」とアルバムが作られて
続くのですが、いかにアイが進化したかわかると思います。
 この「Unfinished」という未完成のアルバム、
当時のメンバーで今でも音楽関係に携わっているのはユウスケだけで
その後みんな別の道に進み、当時のベーシストのジュンは天国にいます。
だからもう二度とこの作品を同じメンバーでは作り直せないんだけど、
僕が現役のうちに完成させてあげたいなって思います。
完成させなくても良いんですけど、どの曲も良い曲ばかりだから、
なんか誰でも聴けるクオリティにいつかしたいなって。
 今回初の公開に至った理由は自叙伝を描いてた時に
Junがプレイした音をこの世に残しておきたいなって強く思って。
なんらかの形で残しておきたいなってのがあったんです。
まだ当時は今みたいにパソコンで楽曲編集が主流になる少し前で
MTRで2mixされた状態のデータだけは残っていたんです。
2003年くらいにもし僕がDTMのノウハウに着手し始めるのが二、三年早ければ
きっとまだ今でもデータは編集出来たんですけど、
残されてるデータの最後の作業で音圧を上げることくらいしか出来なかった。
今年多くの作品を発表してきた中で、
これまでも素晴らしいものを作り続けてきた自信があるからこそ
ヘタクソな過去は恥ずかしいものじゃなくて
それはあまりにも美しいものに見えた。
僕の心の中で今のタイミングだなって思えたので、
当時の空気感をパッケージした状態での解禁に至りました。
ワインみたいに長期間寝かせた音のような感覚です。
各パートを編集する事が出来なかったからずっとお蔵入りだったのと、
メンバーチェンジが多かったから作品のリリースのタイミングも失い、
その後、色んな現存の曲にアレンジされた曲達。
もう一度命を吹き込めるのは自分しかいない、
そう思えた時、再レコーディングではなく、あの当時のままを活かすことにしました。
それに音楽を続けて来たから、この頃がより一層輝いて見えると
自分自身で気付いたから。
今が過去を変える瞬間のような。
だからこの大切な音も残しても良いのかなって。
あの頃の僕らを知っている人達へ、
そして少しでも僕の歴史に触れてみたいと思う方達へ。

楽曲解説

1.BOYS (2004 ver.) written by Hiroaki ,Tetsuya ,Jun

楽曲制作時、2002年に出来た曲なのですが、当時のメンバーは18~22歳でした。その頃の少年性が剥き出しになった自分たちを象徴した曲です。
トータルで4回レコーディングした曲なんですけど、その中で3回目の2004年のテイクが今作品に収録されたテイクです。

Vocal , Guitar : HIRORO (現:Hiroaki)
Bass : YUSUKe
Drums : AKIRA


2.灰 (2002 Rec.) written by Hiroaki 

曲自体は2001年に出来て、当時僕はギターを弾きながらステージに立っていたんですけど、この曲はその頃使用していたグレッチのギターで制作しました。
この曲はライヴの一曲目とかでやることが多かったです。

Vocal , Guitar : HIRORO (現:Hiroaki)
Guitar : TETSUYA
Bass : JUN
Drums : TOSHIYUKI


3.DISTANCE (2003 Rec.) written by Hiroaki

この曲がキッカケでTETSUYA(G)とJUN(B)が2001年に加入しました。
その後BASYA(G)、Mizz(G)もこの曲がキッカケでアイに加入することになったり。
この楽曲がキッカケになった出来事は沢山ありました。
サビのフレーズは後の「ROSARIO」に変化し、全体的なドラムパターンは後の「DUAL」という曲に変化しました。
原曲としても凄い存在感があるので、いつか再レコーディングしたい曲です。

Vocal : HIRORO (現:Hiroaki)
Guitar : Mizz
Guitar : YUSUKe
Bass : JUN
Drums : TOSHIYUKI



4.Crow (2003 Rec. ) written by Hiroaki 

独特なダークな世界でミディアム調の曲。
実はこの曲は一度もライヴで演奏しなかった曲です。
当時バンド自体がオケを同期しながら演奏する事に慣れていなくて
「どうせ盛り上がらないからセットリストに入れなくていい笑。」
みたいなノリだったんですけど、この曲自体は凄い印象強いので今作品に収録しました。
また、歌詞を見ると気付くかもしれないんですけど、「Mona Lisa」とい曲とほぼ同じ歌詞なんです。
全然違う曲なんですけど、実は「Mona Lisa」の原曲はこの「Crow」だったりします。

Vocal , Piano : HIRORO (現:Hiroaki)
Guitar : Mizz
Guitar : YUSUKe
Bass : JUN
Drums : TOSHIYUKI
Female Chorus : AYU


5.The divine will (2003 Rec. ) written by Hiroaki 

この曲は実は2ヴァージョンありまして、今回どっちを収録するか悩んだ末、音質やバランスを考えて、こちらのヴァージョンを収録しました。
2000年にこの曲は出来ていて、収録しなかったヴァージョンの方はかなりヘヴィな感じで、毎回ライヴでもやっていました。
レコーディングではこの曲は僕がギターを弾いています。

Vocal , Guitar : HIRORO (現:Hiroaki)
Bass : JUN
Drums : TOSHIYUKI


6.I never die (2003 Rec.) written by Hiroaki 

作曲の段階でヘヴィなサウンドと、メロディラインや歌詞にギャップを付けようと思って作った曲です。
ライヴではラップの部分をJUNが担当していて、この曲を聴くと当時のライヴを思い出します。

Vocal  : HIRORO (現:Hiroaki)
Guitar : Mizz
Guitar : YUSUKe
Bass : JUN
Drums : TOSHIYUKI


7.#9 (2003 Rec.) written by Hiroaki 

後の「SIX / NINE」という曲の原曲ですが、この原曲ヴァージョンはアレンジさせるまで全てのライヴで演奏していた曲です。
ライヴヴァージョンは間奏部分がオーディエンスとの掛け合いパートがあって、トータル8~10分くらいやっていました。
この曲のライヴヴァージョンの音源が唯一残ってはいるので、いつか別の機会にでも発表できればと思います。

Vocal  : HIRORO (現:Hiroaki)
Guitar : Mizz
Guitar : YUSUKe
Bass : JUN
Drums : TOSHIYUKI


8.Dead after life (2004 Rec. ) written by Hiroaki 

この曲も「#9」同様に殆どのライヴで演奏していた曲です。
2004年の後半に現ギタリストYUKI君が加入するんですが、彼が加入して最初の頃まで演奏していました。
歌詞は伏せていますが何を歌っているかは生涯伏せておきます笑。

Vocal 、Guitar : HIRORO (現:Hiroaki)
Bass : YUSUKe
Drums : AKIRA


9.Destiny (2003 Rec. ) written by Yusuke

当時のメンバー:YUSUKeの作詞作曲による楽曲。
歌詞は「友の死」を通して描かれたもので、同じ経験をしていた自分も気持ちが重なってレコーディングしました。
心の整理が出来ていない状態で、ただ空を見上げるしか出来なかった当時を反映させるような曲です。

Vocal  : HIRORO (現:Hiroaki)
Guitar : Mizz
Guitar : YUSUKe
Bass : JUN
Drums : TOSHIYUKI
Female Chorus : AYU


10.It’s forever rain (2001 Rec. ) written by Toshiyuki

当時ドラムで幼馴染だったTOSHIYUKIの作詞・作曲によるバラード。
TETSUYA,JUNが2001年に加入してすぐにレコーディングした曲でした。
多分このアルバムの中で最も古いテイクで、曲自体もTOSHIYUKIが高校生くらいに作ってた曲。
色んな理由で一度も発表しなかった曲なんですけど、今振り返って聴いてみると、僕個人的にはこの曲が一番良い曲だと思いますね。
エンディングに大合唱が入っていて、当時スタジオに15人くらい友人を集めて歌ってもらった貴重なテイクです。

Vocal  : HIRORO (現:Hiroaki)
Guitar : TETSUYA
Bass : JUN
Drums : TOSHIYUKI
Guest Chorus : Dear Friends


11.Be wanna crazy (2001 Rec. ) written by Hiroaki , Tetsuya

2001年~2002年の全てのライヴでラストに演奏していました。
TETSUYAが加入して最初に彼が持ってきた曲で、メロディを僕が付けた曲です。
TETSUYA在籍期間の時だけのセットリストだったんですけど、バンドにとってもとても大切な曲になりました。

Vocal  : HIRORO (現:Hiroaki)
Guitar : TETSUYA
Bass : JUN
Drums : TOSHIYUKI


12.Eternal love song (2002 Rec. ) written by Hiroaki 

2011年に再レコーディングしたヴァージョンを知ってる人が多いと思うのですが、原曲はこちらの英語ヴァージョン。

Vocal , Piano  : HIRORO (現:Hiroaki)
Guitar : Mizz
Guitar : TETSUYA
Bass : JUN
Drums : TOSHIYUKI
Female Chorus : AYU



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