見出し画像

MTGAの始め方

こんにちは、kinghaloです。
今日は最近僕がハマっているゲーム『MTGアリーナ』の紹介をしたいと思います。
始めてから2週間ほどでミシック(ランクマッチの最高到達地点、とは言ってもミシックからはレーティング戦が始まるのでゴールではないですが)まで登ることができたので、詳しい導入方法や、遊び方なんかを紹介しようかなと思います。
MTGAを始めてみたい方の参考になればなと思っています。

なお、MTGAは無料で遊べるゲームですが、僕は完全未経験の人の場合は少しだけ課金(5000円~)することをおすすめしています。
これは初心者なのに課金するのはもったいないんじゃないかと考える方の背中を押してあげたいという意図から行っているもので、課金しないと全然遊べない、というわけではないです。
理由も含めて後述していますがご了承ください。

筆者はまだMTGを初めて1ヶ月の初心者なので間違いがあるかもしれません。ご了承ください。

MTGアリーナとは

MTGアリーナとは有名なカードゲームである「マジック:ザ・ギャザリング」(以下MTG)がPCで遊べるアプリケーションです。
MTGは知っているのは知っているけど難しそうで手が出せない方も多いと思いますが、デジタル版なのである程度の処理を自動で行ってくれるためかなりとっつきやすいです。
また全世界でリリースされているのでプレイヤー数が非常に多く、24時間いつでも好きなタイミングで好きなだけ遊ぶことができます。

画像39

実装されているカードは現実世界のMTGと全く同じで、なんならリアルカードの発売日よりもMTGA内でのリリース日の方が早いです。
やはりこのご時世ですからMTGの運営会社、ウィザーズもかなりMTGAには力を入れているようです。

ゲーム性に関してはやはり歴史があるTCGであるだけあってかなり歯ごたえがあって面白いです。
僕は普段、遊戯王をやっていますが遊戯王よりもターンを跨いだやり取りや細かいアドの取り合いが起きやすく、システム上ワンキルや先攻制圧が起こりにくいので新鮮な気持ちで遊べています。もちろん遊戯王のワンキルも先攻制圧も大好きなんですがゲーム性がかなり違います。

昔から興味はあったが難しそうで敬遠していたんですがやってみて本当に良かったと思っています。同じように興味がある方はこの機会に是非。

導入方法

MTGアリーナはPC、もしくはAndroidで遊ぶことができます。
(iOS版はまだリリースされておらず、年内にリリースされる予定らしいです)

公式サイト

PC版はWindows、Mac両方に対応しています。推奨スペック的にはかなり敷居が低いので、ここ数年以内に購入したパソコンであればノートPCなんかでも余裕で動くと思います。

Android版に関してはかなり要求スペックが高く、必要なチップセットとして以下を要求しています。

Kirin 970
Snapdragon 845
Exynos 9810

たぶん格安スマホ的なのや少し前の端末だと動かないと思うのでご注意ください。

こちらに詳しく対応端末等が記載されています。

チュートリアルは大切

MTGAを起動し、ユーザー情報を入力すると前置きなくいきなりチュートリアルが行われます。

画像1

こんな感じでいきなりよくわからん光に助けを求められます。まじでいきなり始まります。

さて、このチュートリアルですが真面目にやればだいたいルールは分かったぜってところまで持っていくことができます。いきなり始まるのはあれですがかなり優しいチュートリアルだと思います。
完全初心者の方はただ言われたとおりにやるだけでなく、意識してカードのテキストを読み込みながらやることをおすすめします。

経験者の方は右上の歯車アイコンからチュートリアルをスキップすることもできるみたいです。

画像2

カラーチャレンジが本当のチュートリアル

まあまあ長いチュートリアルが終わるとMTGAがようやく始まりますが、まずは初期デッキを集めに行く必要があります。

MTGAにはカラーチャレンジというモードがあって、各色の初期デッキを使って色んなデッキを使うAIと戦ってみようぜ!てな感じのモードです。
これをクリアするとクリアした色の構築済デッキがもらえちゃいます。

さてこのカラーチャレンジ、実はミッション毎に自分と相手の初手、デッキトップが固定されていて、作者の意図した動きを取ると勝てるようにデザインされています

画像3

ルールが分かっているだけではクリアできない程度には難易度が高く、またクリーチャーの効果等にもけっこう突っ込んだところまで理解していることが求められているのでなかなか大変です

実際ぼくも何度か躓きましたし、意味わかんねえと嘆く項目もありましたがカードの効果や使い方を正しく理解していればかならずクリアできます。
クリアできないときはゲームを疑うのではなく自分を疑いましょう。しっかり効果を把握していれば必ずクリアできます。チュートリアルの延長線なので頑張ってクリアしましょう!

クリアする順番ですが、白と黒は少し難しいので赤青緑→白黒の順番でやることをおすすめします。
一番上が白なのは罠です。僕は騙されました。

ところで、このカラーチャレンジは各色5つ目のミッションは対人戦です。チュートリアルをプレイしているはずがいきなり対人戦に放り込まれます。かなりビックリしますが負けても大丈夫らしいんで気楽にプレイしましょう。
尤も、入場する前に一言言ってくれないのは不親切だなあと思いますが。

無料配布パックを引こう

カラーチャレンジが終わるとすべての機能が開放され、MTGAがようやく始まります!!!!

…といえば聞こえはいいですが後は丸投げなんで何をしていいか分からなくなります。たぶん、初心者の方はこの段階で止まってしまう気がします。何から手をつければいいかゲームに全く教えてもらえないので。

結論から言うとここからはランクマッチに潜ってひたすら試合!ってことになるんですがその前に装備を整えましょう。

まずはパックを剥いて少しでも強いカードをかき集めるんですが、このゲームにはソシャゲにありがちな初期配布ジェム的なのは一切ありません。
ただ、定期的にキャンペーンでパックがもらえるコードが配布されていて、これは後発組でも使用できます。ひとまずショップで無料配布分のパックを開けましょう。

名称定

ストアの右上にコードを入力する場所があります。

色々コードはあるんですが全部まとめるのはしんどいので、スタンダードで使えるコードのみまとめておきます。

PlayKaldheim
PlayZendikar
PlayM21
PlayIkoria
PlayTheros
PlayEldraine

これは対応するパックを3パック引くことができるコードです。合計18パック引けますね。だいたい2000円ちょっとくらいもらえている計算になります。

また、パックのコードではありませんが経験値がもらえるコードもあります。試合をしまくって経験値を稼ぐとパックがもらえるんで実質無料パックみたいなもんです。

LEVELUP

いやそのまますぎるやろ流石に

さて、ここで引っかかった方もいると思うのですが、そもそもスタンダードってなんやねんという話です。
MTGAのランクマッチにはスタンダードとヒストリックという2種類が存在します。ヒストリックではゲーム内のすべてのカードを使用することができ、スタンダードではカードプールの肥大化によってゲームが複雑化しすぎたり、後発組が参入しにくくならないように昔のパックから出たカードはある程度古くなると使えなくなるというルールを採用しています。(これをスタン落ちといいます)
当たり前ですがヒストリックのほうが膨大なカードプールを要求されますし、このゲームの基本はスタンダードなのでまずはスタンダードで勝つことを目標にしましょう。

少しだけ課金をしよう

ここまででカラーチャレンジでもらえる初期デッキ、無料配布分で手に入る18パックを手に入れました。
この後は大きく分けて2つの選択肢があります。

画像5

白の初期デッキ

まず1つ目はこれまで手に入れたカードを使って無課金で遊ぶことです。
MTGAは無課金でも遊ぶことは可能ですし、時間はかかりますが強いデッキを組むことも可能です。
無課金でカードを集めるには、試合をしまくってレベルを上げたときにもらえる報酬を使います。
レベルアップ報酬では、直接1パックがもらえることもありますし、様々なゲーム内アイテムで使えるゴールドをもらい、それを使ってパックを購入することもできます。

補足なんですが、MTGAでは日替わりでパックやアクセサリーなどのセールが行われています。4~5日に一度、1パック半額のセールがあるので無課金でやる場合もそうでない場合もはじめのうちはゴールドはそこに突っ込むのが一番効率がいいと思います。

ただ正直なところ、この方法はMTG初心者の方には難しいと思います。
僕は難しいと感じて課金することにしました
まず第一に、これはどのゲームでもそうですが無課金で遊ぶためには知識と計画性が必要です。
MTGAを計画的に遊ぶためにはMTGの知識をつけなければいけません。これが放置しておけば経験値が貯まるタイプのソシャゲならいいんですが、MTGはそもそもけっこう難しいです。初心者はMTGそのものを覚えるだけで大変なわけで、その上現在の環境デッキ、強いカードやその理由、自分が組むべきデッキまで調べろと言われたら途方にくれてしまいます。
お金を使わないためにあれこれ調べている時間でそれっぽいデッキでランクマに潜るほうが普通にMTGが楽しいし効率がいいです

そしてもう一つ、始めたてのうちは同じような強さの人と当たるんですが強いカードを持っている方が当たり前ですけど勝てます。どう考えても勝ったほうが楽しいです。初期デッキで見たこともないカードに蹂躙されるのは時間の無駄です。見たこともないカードは使われるより使ったほうがいいです。

僕がおすすめしたいのは、ある程度まとまったパック数を開封して、当たったレアカードの中で一番多かった色のカードを軸にしたデッキを組み、そこからデッキを整えていくことです。
MTGAのレアカードはたまに終わってるのもありますが基本的に優秀なので、一番多く当たった色を軸にするとまず外れません。
環境デッキの種類も多く、多種多様なカードが使われているので当たったカードが悪くて爆死なんてことはあんまりないです。持ってないと話にならない人権カードみたいなものも今の所はないとおもいます。
もちろん各色で必須カードはありますが、自分の使う色が分かってからそれだけを後から生成で間に合います。
ついでに、2色くらいなら混ぜちゃって大丈夫なんで偏った色2色で組んでもいいかもしれません。ただ、3色以上を組み合わせようとすると綿密な構築力が必要になってくるのでそれはやめておきましょう。

この方法は何がいいかというとまず第一に、先程も述べたように初期デッキよりはデッキのパワーが高くなるから勝てる、そして2つ目が、なんとなくでも自分でデッキを組んでみるとてっとりばやくMTGを理解できるから、3つ目が初期デッキを使うよりもデッキに愛着が湧くから、です。

やはり勝てるほうが楽しいですし、デッキを作るというのはカードゲームの一番美味しい部分です。一番美味しい部分をまず堪能しましょう。
もっというと、デッキを作るという行為がゲームを理解する一番の近道だと思います。

僕は最初、黄金架のドラゴンという赤マナの強カードが2枚当たったので(今考えるとかなり幸運だったと思います)ドラゴンを軸にした赤黒デッキをつくたのですがそのおかげで赤と黒のカードにかなり詳しくなれました。
相性が良さそうなカードを探して入れ替えてはランク戦に潜る、ランク戦で相手が使ってきた赤や黒の強いカードを覚えておいて入れたり、試してみて弱かったカードを抜く、をひたすら繰り返しました。このプロセスは個人的にめちゃくちゃ正解だったと思っていて、デッキ作りのセオリーをある程度掴むことができました。

画像6


黄金架のドラゴンのことはかなり気に入っていて、ミシックに到達したデッキにも入っていました。カードに愛着が湧くとゲームに感情移入ができます。結果として好きなカードでミシックまで上がれたのでなかなか感慨深いものがありました。

この章では冒頭でも述べた通り、初心者なのに課金するのはもったいないんじゃないかと考える方も多いと思うので敢えて課金を推奨してみました。そんなことはないです。むしろ課金せずに中途半端に触るほうがもったいない可能性もあると僕は思います。

もちろん、初期配布分の18パックを軸に初期デッキと混ぜ合わせて強化して無課金で遊ぶ、というのもありだと思います。課金しないと全然遊べない、というわけではないです。
課金したほうが効率がいいという話です。

課金周りの仕組み

課金をする前に課金の方法、そしてどのくらい課金すればいいのかを解説します。

画像7

パックはゲーム内の課金通貨であるジェムを使って購入することができます。

画像8

ジェムの値段はこんな感じ。
運営会社が海外なので表記がドル建てになっていますがだいたい1ドル105円~くらいなので5500円で9200ジェム=45パック、10500円で20000ジェム=90パック+αって感じでしょうか?

課金方法ですが基本的にはクレジットカードです。
ただし、paypalにも対応しているので、Vプリカが使えます。
Vプリカとはクレジットカードがなくてもクレジットカード決済を利用するためのサービスです。

詳しい解説は省きますがカードを持っていない方はこちらのサイトを参考にしていただければ。

1種類のパックにつき大体280種類のカードが収録されていて、20種類の神話レアカードと60種類のレアカードそしてその他のコモンとアンコモンのカード(ノーマルカード)で構成されています。
1パックにつき1枚のレア以上のカードが保証されていて、レア以上のカードは4枚集まった時点から抽選されなくなります。良心的ですね。
MTGは同名カードは4枚までデッキに採用することができるので320回パックを開封すると一つの弾がコンプできることになります。

とはいえ320パック=70000円オーバーです。ちょっと手が出ません。
といいたいところなんですが、MTGにはワイルドカードという仕組みがあります。

スクリーンショット-12

これは、対応するレアリティの好きなカードなんでも1枚と交換できる券で、パックを開封するたびに少しずつゲージが溜まっていき、一定回数パックを引くとワイルドカードがもらえる、という仕組みになっています。
具体的には30パック開封する毎にレアのワイルドカードが4枚、神話レアのワイルドカードが1枚もらえるようになっています。

このワイルドカードは他のパックのカードとも交換できるのでかなり良心的です。集めたいカードのためにパックを引くと他の弾の汎用カードも集めることができてしまいます。
5000円で45パックを購入すると、先程の無料分18パックと合わせて63回の開封を行うことが可能で、レアのワイルドカードが8枚、神話レアのワイルドカードが2枚もらえます。更にパックからも一定確率でワイルドカードが集まるのでまとめて剥けば一気に資産を貯めることができます。

ある程度地引きしたレアを被らせい(デッキの軸とするカードが欲しい)点、ワイルドカードを使えば収集がぐっと楽になることからで課金するのであれば買い切りのゲームを買うくらいの気持ちで5500円いっちゃう方がいいのかなと思います。

ただ、実は課金効率的にはリミテッドというモードに参加するほうがいいらしい点には注意が必要です。
リミテッドとはめちゃくちゃざっというとその場で開封したパックから出たカードでデッキを組んで戦う種目で、このとき手に入れたカードをもらう事ができる上、リミテッドで一定回数勝利すると更に追加でパックを引くことができます。
その代わり、参加するためにはパック開封分のジェムを支払わなければなりません。このときに払うジェム的にドラフトの方が課金効率がいいらしいです。
ただ、全くの初心者がドラフトをやるのは意味不明すぎて無理だと思うので、ある程度パックを剥いてデッキを作ってMTGを覚える→ドラフトを連打して遊びながらカードを収集ってルートがいいのかなあと思います(実際そうしています)

どのパックを剥けばいいのか

現在スタンダードで使用できるパックは以下の6種類です

カルドハイム

画像10


ゼンディカーの夜明け

画像11


基本セット2021

画像12


イコリア:巨人の棲処

画像13


テーロス還魂記

画像14


エルドレインの王権

画像15

新しい順に並べています。この中で、現状最も必須カードが多く強力なパックはエルドレインの王権です。エルドレインの王権を剥いておけば間違いないです。スタン落ちさえなければ。

先程述べた通り、MTGにはスタン落ちがあって毎年秋にスタンダードでは使えないカードが産まれます。
現在のパックのうちカルドハイムとゼンディカーの夜明け以外のパックは半年ほどで使えなくなってしまいます。
MTGAにはワイルドカードがあるため、使用期限が近いパックはなるべくワイルドカードを使ってピンポイントで収集し、新しいパックを中心に集めるほうが長い目で見るとお得です。
僕はあまりにも勝ちたくてエルドレインに少し課金しましたが。

また、最新弾であるカルドハイムはレベルアップ報酬で直接パックがもらえる点、課金効率の良いリミテッドで現在使用されている点も考えると一番コスパがいいのはゼンディカーを開けることだと思います。
ただ、個人的にはカルドハイムの方が強力なカードが少し多い気もする点から即効性を考えるとカルドハイムを剥いてもいい気もします。

とりあえず、秋にスタン落ちするパックはどうしても欲しくなってから課金したほうがお金も無駄になりにくいと思うので、最初の課金はカルドハイムorゼンディカーの2択が丸いと思います。

デッキを組もう

カードを引いたら実際にデッキを組んでみましょう。
とはいえ、初心者がいきなり0からデッキを組むことは不可能なのでカラーチャレンジで手に入れた初期デッキを有効活用しましょう。

当たったカードのうち、自分が使いたい色の初期デッキを改造してみましょう。
ここでは具体例としてガルドハイムに収録されている戦闘の神、ハルヴァールが2枚被ったことにしてみましょう。

画像16

両面カードで腐りにくく、強力な効果を付与する装備カードやオーラカードを自分のモンスター全員で使い回せる非常に強いカードです。

まずはデッキ編集画面から白の初期デッキを選択

画像17

ここにとりあえずハルヴァールを突っ込みます。

MTGAでデッキを組む際にはマナカーブという概念が非常に大切になってきます。
マナカーブとは、デッキ内の呪文を点数で見たマナ・コスト別に並べ、それぞれに含まれるカードの枚数をグラフにしたときに描かれるカーブのことです。
上の画像左中段に描写されているグラフのことですね。
MTGには呪文を使うためにはマナが必要です。序盤の土地が少ない場面で強力である代わりに重い呪文ばかりが手札にあっても動けず事故って死、逆に終盤の土地が多い場面で軽い呪文ばかりでは相手のパワーカードに蹂躙されて負けてしまいます

これを防ぐためには軽いカードのほうが多く、重いカードは少しだけデッキに入れればいいんですが、初期デッキはこのマナカーブをある程度きれいに整えてくれています。
初期デッキのカードを入れ替える場合は、入れ替えるカードの代わりに同じor1~2マナ重いカードと入れ替えるとデッキの構成がそこまで変わりません。逆に軽いカードと入れ替えちゃうと怪しくなるので注意しましょう。

さてこのデッキの場合であれば4マナのハルヴァールの代わりに同じマナ数であるレオニンの戦導者を入れ替えてもいいんですが、レオニンの戦導者はあまりにも強い猿カードなので(カラーチャレンジで白を使えばわかると思います。)5マナのカードと入れ替えましょう。

画像18

殴るたびにトークン2体生成は猿

僕は規律の絆、襲撃との対決を入れ替えました。

ところで、ハルヴァールの効果を思い出しましょう。
装備やオーラを入れ替える効果です。ところが、この初期デッキには天使の報奨以外に装備やオーラが入っていません。入れてみましょう。

画像19

左上らへんに検索ボタンがあります。

画像20

装備やオーラはエンチャント、アーティファクトに属するカードです。
左下タイプ欄からこの2種類にチェックを入れて検索してみましょう

画像21

※カルドハイムのみを剥いている前提で検索をかけています。

初期デッキにはクリーチャーを強化するカードとして戦術的優位が入っています。これはインスタントカードなので好きなタイミングで奇襲的につかえて+2/+2の強化を一時的にクリーチャーに与えるカードですが、ここを装備品に入れ替えましょう。

画像22

例えば霊体の鋼が良さそうです(カルドハイムのアンコモンだから多分引けてるはず)
ただ、霊体の鋼は戦術的優位より1マナ重いカードなので、その分2マナのカードを1マナに入れ替えたほうがいいかもしれません

他のクリーチャーも入れ替えましょう。
カラーチャレンジをやればわかりますが、情熱的な扇動者と神聖なる僧侶はふつうにむちゃくちゃ強いんで、幸運な野良猫、剣術の名手とムーアランドの審問官あたりを入れ替えてみます。

画像23

こんな感じになりました。あとは各マナ数でもっと強そうなのがあったら入れ替えてみましょう。

画像24

画像25

画像26

この辺ひけてたら嬉しいですね。


こんな感じでデッキを組んでみましたがこれが強いかどうかはわかりません。ランク戦で遊びながら修正していきましょう。
ちょっと2マナ域のカードが過剰な気がするので回していて気になったら上級クリーチャーと差し替えてみる、といった感じです。
もちろん、ランク戦に潜ると他のパックから出る強力な白のカードを使われてほしくなるかもしれません。その場合は財布やワイルドカードと相談してカードを引きに行きましょう。

具体例として白単を使いましたがどの色でも同じやり方でデッキを作って遊べると思います。

ワイルドカードは何に使うべきか

これはもう圧倒的に優先度はレア土地です。MTGには基本土地以外に様々な効果を持ったレア土地が存在します。
基本的に、呪文は同じ色でもデッキの種類によっては共存できない可能性がありますが、土地はすべてのカードと共存できます
つまり潰しが効きます。

2色以上のデッキを使うためには両面土地や2色土地が有効です

画像27

静寂の神殿はタップインする代わりに白としても黒としても使えます。

画像28

恐怖昇りの小道のように、黒としても白としても状況に応じて使えるカードもあります。

画像29

髑髏砕きの一撃のような裏面が土地である呪文もあって、これはマナカーブを整えつつも土地事故を軽減できるカードです。

画像30

寓話の小道はデッキを圧縮しながら好きな色の基本土地を拾ってくることができるパワーカードです。基本的に入れない理由がないんでとりあえずこれ4枚取っといていい気がします。基本土地25枚いれるなら4枚これに差し替えたほうがデッキ圧縮できるんでドローが強くなります。文字通り入れるだけでデッキが強くなるカードです。

自分の使いたい色に対応したこの辺の土地を集めたあとでエルドレインの強カードを拾いに行くのがいいと思います。

ランク戦に挑もう

画像31

ホーム画面からランク戦に挑めます。
いろいろな形式がありますが、とりあえずマッチではない普通の「ランク戦:スタンダード」でやりましょう。
マッチ戦は2本先取でゲーム間で事前に設定した15枚のカードを入れ替える事ができるのですが、始めたてでサイチェンなんかできないですし15枚も余分に集めるのはきついです。漢の一本勝負で遊びましょう

画像32

ランク戦には階級があって、ブロンズからミシックまで6段階に分かれていてかなり歯ごたえがあります。

ダイヤまでの各階級は20ポイント貯まると上の階級に上がれます。
ブロンズ、シルバーは勝てば2pt獲得、負ければ1pt減少なので勝率33%あれば上がれます。まずはゴールドを目指しましょう。

ゴールドからは1pt獲得、負ければ1pt減少なので勝率が50%を超えていないと上に上がることはできません。
ゴールドの突破くらいまでならオリジナルデッキ、微課金デッキでも上がれますが、プラチナランクくらいから相手もだんだん強くなってくるので所謂環境アーキタイプをつかわないと厳しかもしれません

とはいえ、プラチナランクまで来たということは最低でも40戦以上はランク戦に潜っているはずなのでここまでくればMTGがかなり楽しくなってきているはずですし、色々なカードを使われているはずですから使いたいカード、使いたいデッキも定まってきているはずです。
この段階で強くて使いたいデッキのレシピを決めて、そのためのカード集めに取り掛かるのがいいと思います。

僕はダイヤまでは運良く自力で上がることができたのですが、ダイヤの突入すると流石にオリジナルデッキでは厳しくなってきたので環境デッキに握りかえることにしました。

画像33

ダイヤに連れて行ってくれた赤黒デッキです。めちゃくちゃ入れ替えたんで最初に組んだデッキの面影はほとんど残っていません。
頭が悪いんでランク戦で使われて強かったカードや相性が良さそうなカードを見つけるととりあえずワイルドカードを使って変換して組んだんでまあまあレアリティが高いですがなかなか楽しくて良いデッキでした。
2T目に狂戦士クリーチャーを着地させ、3T目血空の虐殺からアドを取ってドラゴン→宝剣で〆るデッキです。

画像34

画像35

画像36

良いデッキでしたが流石に環境デッキには勝ち越せなかった。

さて、環境デッキのレシピの探し方ですが、Googleで「MTG 大会結果」で調べたり、プロプレイヤーが毎日どっかしらで配信しているのでそれを拾いに行くといいのではないかと思います。
僕は市川祐樹さんというプロプレイヤーが配信で使っていたナヤアドベンチャーがものすごく強くて楽しそうだったので使ってみることにしました。
配信も面白いので見に行って見るのもおすすめです。

他にもたくさんのプロプレイヤーがいらっしゃって、TwitchやYouTubeで配信されています。

画像37

ミシックまで到達できたナヤアドベンチャー。

画像38

スカルドの決戦があまりにも猿なので誰が使っても勝てる良いデッキでした。このカードは初心者の味方です

終わりに

というわけでMTGAの導入方法からランク戦への参加まで初心者の方が知りたいであろう部分についてがっつり書いてみました。
加筆、修正したほうがいい部分がある気がするので気になった部分がある方は連絡いただければ。
僕のYouTubeチャンネルでも定期的に配信していく予定なので良かったら遊びに来てください!
普段は遊戯王デュエルリンクスというアプリで遊んでいますがMTGAにかなりハマったのでこれから配信頻度を増やしていく予定です。

ご読了ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?