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どうして人は、最初の純粋な気持ちをず~っと持ち続けることができないのだろう。
社長は苦笑いで済ませようとしたけれど、でも、それは本当に私が言いたい事だった。
「いや本当に・・・」 と私は言葉を続けた。 「納品書をパンチングされて、今月の売り上げと…
思わずハッとしてしまったのは、どこかでウキウキしている自分を感じたからだ。
それは、とても判りにくいものだったと思う。 自信のなさをもっと「判りやすく」提示していれ…
「個性が際立つ」というのは、ウリになる。 若い頃には、特にそうだ。 「個性的」と言われる…
つまり、私はひどくアンバランスな状態だった。 アンバランスだということに自覚はありながらも、修正する手立てはなく、修正する方法を探ろうともしていなかったから、ただただ若くアンバランスなまま、生きていた。
「もしもし??もしも~~し??」
多分、直営から引いてきた1本を送れば、それだけでいい。 それで済む話だ。 清水君の資料を使…
電話を切って、ニコニコした顔のまま、私は清水君の方に向き合った。
凸凹コンビとは、よく言ったものだ。 最初、私は要領のいい中川君の影に隠れてしまって 清水…
「いっそ、こっちの赤の方が映えるんじゃない?」
こんなすましたSHOPの店員だもの。 そりゃあ、すました顔をしてたけれど、私達3人はこんなとこ…
「俺、背が低いから。・・・馬鹿にされたくなくて。」