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チャプター4

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OL奮闘記。チャプター1・2・3からの続編の形式をとっておりますが、単独で読んで戴いてもOKです。
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記事一覧

チャプター4-1

人の色恋話など、聞いても仕方がないと思っていた。 うまくいっていれば、「良かったね」だし…

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チャプター4-2

「陽子ちゃん、今日休みかなあって思って。

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チャプター4-3

ほろほろと陽子ちゃんは涙を流し続ける。 なんだか居たたまれない気持ちになった私だけれど、…

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チャプター4-4

「だから甘いって言われても、今どうしようもなかったら、待つしかないでしょう??」

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チャプター4-5

蒼井君は明らかにイライラしているように見えた。

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チャプター4-6

蒼井君の気持ちは、判らないでもない。

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チャプター4-7

あやふやな口調というか、話していて、何とはなしに自信なさげに聞こえているんじゃないかと、自分でも思う。

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チャプター4-8

「・・・でもさあ・・・偉そうに言ってるけど、実際のところ、私も陽子ちゃんの立場だったらっ…

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チャプター4-9

落ち着いて考えろ。 ゆっくり方法を探すべきだ。

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チャプター4-10

そうなのだ。 仕事場の中では競争があるということを、私は時々忘れそうになる。

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チャプター4-11

「・・・・・」

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チャプター4-12

「・・・待って。ちょっと、待って。・・・」

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チャプター4-13

「もし、私だったらって、思うんだよ。」

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チャプター4-14

「ほんとにさ、それなら私が蒼井君の立場だったら、私が言うように冷静に考えられるんかって言われれば・・・自信ない。そりゃ冷静になんか・・・ってことも思うよ。 だって、やっぱり好きで一緒にって思ってるのに、反対とか言われたら、私だって、そりゃあ絶望的な気持ちになると思うしさ。

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