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YAGURA 2022 総括

All photos by manami tanaka

YAGURA 2022が終了しました。関わってくれた皆様、本当にありがとうございました。


設営の段階から割と天候に恵まれました。今年、9月などは特に、連休に台風が来たりなど、様々なイベントが天候に悩まされていましたが、YAGURAが開催された週末は比較的天気も良く、そのため設営も撤収も、この規模の初回にしてはスムーズにできたと思います。

勿論反省点は多々あり、今はそれを「すぐに解決できるもの」「条件を整えれば解決できるもの」「どうひっくり返しても解決できないもの」に仕分けしている段階です。その辺はまた一年かけて考えていこうと思いますが、とりあえず今はそこは置いといて、今年表現したかった「映画のような夜」「光と音の森」の部分をお伝えしたいと思います。


と、その前に。大須の古着屋「CIRCUS」が参加してくれました。実は今回、KINEMASの衣装の監修的なこともしてもらいました。どんな場所で何をするのかもよくわからないような感じだったのにも関わらず、「一度それでやってみましょう」と参加してくれたその心意気に感謝です。服選びも楽しかったし、また是非ご一緒出来ればいいなと思っております。


フードも、キッチンカーやテント出店など、多数参加してくれました。この日初対面のお店も、馴染みのお店も、共に感じのいいお店の方ばかりで、お客さんも楽しんでくれていました。YAGURAにおけるKINEMAS・並びにスタッフには、多少ディズニーランドのCAST的な考え方もあります。店やメニューも大事だけど、人も大事です。「YAGURA」という映画の、登場人物のようであるといいなと思っておりました。皆様本当に遅くまでありがとうございました。



シーシャバー「煙水産」我ながら良いネーミング。


昼間は雄大な自然そのものが装飾ですが、夜になるとそこには街のような空間が。事前に設置したライトと、ニャンキーさんのVJが重なって、幻想的な光の空間ができました。コンセプトとして掲げていた「映画のような夜」と「光と音の森」が、まさにこの空間に産まれた瞬間でした。

映像で作った看板。10秒ごとに切り替わります。

去年からのスケールアップについては、特にこだわった部分でした。「なにも急にそこまでやらなくても・・・」という声が多方から聞こえてきましたが笑、ここ・一色の森キャンプ場で10年やるという覚悟を、まずは自分自身に示す上で、どうしても必要な作業でした。

建築家の小林君との出会いから、その先に名城大学建築科・谷田ゼミの皆さんをはじめとする色々な人との出会いもあったりして。ステージも作りました。


KINEMASが演奏した「火の見舞台」。ステージ名はYAGURAにかけてます。アーチ状のステージは、春ごろ?小林君がTOBY(という名古屋は千代田の呑み屋)で見せてくれた模型そのままに立ち上がりました。


それとは別に、森の奥に設営した「森の舞台」。こちらは高さ低めなので小さく見えるかもですが、舞台面積は火の見舞台と同じで作りました。音響も同等のものを用意させてもらいました。シンプルですが、周りの木へのライトアップ含めて、より妖艶に見えるステージになったと思います。

上の白い幕は、そのまま深夜のショートフィルムのスクリーンになりました。


テーマ「映画のような夜を」から、本当に映画を撮ってもらいました。KINEMASから、あやこさんが演者として参加。僕は事前に何度も観ましたが、こうやって本当に上映されているのを見ると、さすがになんかいろいろがんばったような、そんな気にもなりました(映画の撮影にはほぼ関わっていませんが笑)。

ショートフィルムは、できることなら続けていきたいことの一つです。撮ってくれる人との出会いや、当日の天候もありますが・・・。作ってもらったもの、来てくれたミュージシャンの演奏、が、よりよく見える空間になっているかどうか?も、自分の大きな興味の一つです。

音楽だけじゃなくて、映像や、例えばダンス、荘川の町に昔から根付くお祭、等々。バンドマンとしての「歌だけやれれば」という考えは最早自分の中にはなくて、むしろ様々な表現が混沌としている異空間のようなものが、自分が表現したい・創りたいものなんだと思います。



牛もいます。会場内のナレーションはZIP-FMでお馴染み・AZUSAさんがやってくれました。
日暮れも綺麗。
川の音も最高。
今年はテントサイトもゆったりとりました。
衣装用の集合写真撮るの忘れた。KINEMAS。
今年のキャンプファイアー点火は「まほろばローリング楽団」。
異世界みたいな夜。


今年は1DAY・オールナイト開催でしたが、来年はツーデイズで開催します。そのためタイムテーブルなんかも大きく変わると思います。日帰りでくることがもっと気楽になるような設定で、と思ってます。もちろん、キャンプ等の泊りの人が夜中にも楽しめるような時間も合わせて作っていきます。その他、個人的にも楽しみなコラボなどの調整事が待っています。

来年は3回目のYAGURAになるのですが、裏テーマとしては実は来年が”真の一回目”になります。1年目に大まかな骨組みを、2年目の今年は土台となる装飾を準備。そして来年ようやく様々な物事(ソフト)を導入していきます。

以上、簡単ではありますが今年のYAGURA総括とさせていただきます。今年来れた人もそうじゃない人も、これからYAGURAを知る人も。是非来年、遊びに来てください。



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