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日本のバンドKINEMAS、韓国へ。 第3回(全6回)

2019年5月「韓国ツアー vol.1」 

半ちゃん(Drums)は一人前日入り、京都に住んでいるムッティーは一人単独で関空から、僕・あやこさん・ボランの3人はセントレアからそれぞれ韓国へ。前回ほどの不安もなく、何なら自分、少し得意気であります(笑)。仁川空港で先に到着していたムッティーと合流し、ホンデへ。ホンデは弘大入口駅なのですが、出口でカン君が(確か半ちゃんも)待ってくれていました。荷物をゲストハウスに置き、さっそくポッサムを食べに。席について乾杯し、ソジュ(焼酎) + メッチュ(ビール)=ソメックの流れとかを一通り済ませた頃、僕の体調に異変が。食べたばかりの青唐辛子が悪い意味でアタリだったらしく・・・トイレで吐くことに。まだ店に入って30分も経ってないのに・・・。赤より青の方がやばいとは良く聞きますが、僕が食べた唐辛子、舌が痙攣するほど辛かったです。胃が「こいつは無理」と思ったんだと思います。良い経験しました・・・。

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その後も海鮮系の居酒屋へ行ったりして、なんだかんだ4時くらいまで呑み歩きました。カン君の家は金浦空港の近くらしく決して近くは無いんですが、韓国は終電がなくなっても夜バスがあるそうで、帰ることができるとのこと。


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二日目。この日は念願のCLUB BBANGでの初ライブの日。まずは朝食に宿の近くのタコスを食べ、その後スタジオでリハーサル。なんとカンくんもライブで一曲ギターを弾くことにしていたのでした。ホンデ駅前の「オレンジスタジオ」いうスタジオでリハ。機材は日本のスタジオのような感じ。日本のスタジオならどこにでもある代表的アンプ・JCは、基本的に海外には置いてないです。エアコンが超最先端、みたいなルックスでした。6人でのリハーサルを終え、いよいよBBANGの会場入りです。

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会場に到着。予定の時刻だけど空いていません。この辺は海外あるあるだよね、ということで店の前のベンチで待機。少ししてから店員さん到着。2月に挨拶した店長はお休みでした。この日は4組で、出番は僕らが最後でした。先にリハーサルを済ませ、他のバンドのリハを観たり、隣の「青い鳥」というパン屋でパンを買ったりして。日本人オーナーのパン屋だそうで、店員さんも日本語ペラペラ。日本の方が働いているのかな?

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本番が始まり、一組ずつライブを拝見。やっぱり仲良くなりたいし、できるだけ交流もしたいという気持ちで見ていました。でも、一部の対バンやそのお客さんは僕らの出番が始まる前に帰ってしまいました。お客さんは何の問題もないんですが(もちろん観ていただけたら嬉しいんですが)・・・対バンって自分の出番が終わったら帰るんだっけ?しかもメンバー全員?韓国自体がそういう文化なのかな?でも、自分だったら余程事情が無い限り、全組終わるまでは帰らないよな・・・。正直とても残念な気持ちになってしまいました。


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僕らのライブはとても楽しかったです。2月に一緒に飲みにいったカン君の先輩も見に来てくれました。カン君も良い感じに曲にバンドに入ってくれました。アンコールもいただいたので、カン君を再度ステージに呼び戻し、その場で作った曲をその場で演奏するという・・・恒例のリアルタイム作詞作曲大会で幕を閉じました(笑)。きっとカン君にとっても良い思い出になったと思います(笑)。

ライブ後、対バンだったシンガーの方がTシャツを買ってくれたり、当日の音響さんがCDを全部買ってくれたり。僕らの音楽が、少しでも韓国の人に響いてくれていたなら、こんなに嬉しいことはないです。


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打ち上げはカン君の先輩後輩と、キネマズ一行でサムギョプサルを。美味しい・・・至福。その後みんなでコンビニでスナックやお酒を買い込み、僕らの宿の屋上にテーブルと椅子が置いてあったのでそこで二次会・・・の予定が、雨が降ってきたためその階段の踊り場に無理矢理テーブル置いての呑み会。何の話してたかもう覚えてないけど(多分ろくでもない話ばかりだけど)、先に酔いつぶれて寝てしまったことだけは覚えています。みんな本当にありがとう。片付けまで・・・。

(第4回へ続く)


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