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ツッコミ耐性が低いならどうするべきか?

もし、自分の作品にツッコミが来たらどうしますか?

結論からお話しますと、専門家に味方についてもらう。というのがベストです。

当たり前の回答にガッカリしたかもしれませんが、専門家を味方につけると、ツッコミに対処する時間もとられなくて良いですし、ストレスも軽くなりますから、メリットしかありません。

もし、あなたが「専門家を雇うお金はない」と考えているのだとしたら、ツッコミ対策として、インターネットで情報を集めたり、書籍や映像資料を探したりしていると思いますが、それらに費やす時間はどれくらいでしょうか?

例えば、それらの時間が1時間だとして、専門家が探す情報とあなたが探す情報はまったく同じでしょうか?


映画『タイタニック』のエピソード

昨日、テレビでジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』が放映されましたが、あれだけ素晴らしい作品であってもツッコミを入れる人は存在していて、こんなエピソードもあるんです。


このツッコミに対してジェームズ・キャメロン監督は「私の作品なんだからツッコミなんて知るか!」という気持ちもあったと思います。

でも、「ツッコミを入れるなら正しい情報を提供してくださいね。」と返信をして情報を聞き出したところがすごいと私は思います。


Twitterの返信や引用を見ますと、ニール氏のツッコミに対して嫌悪感を表すものもありましたが、私はそういった嫌悪感を持った人に対しては、「ジェームズ・キャメロン監督のようにツッコミから逃げるのではなく、立ち向かってうまく対処できれば、自分の作品をもっと良くすることができるのに」と言いたいです。


専門家は弁護士のようなもの

専門家を味方につけていると、あなたが窮地に陥った時に前線に出てあなたを守ってくれます。それは弁護士のようなもので、あなたの代わりとなってツッコミに対応してくれるのです。

西洋剣術風に言うと 専門家はあなたを守る盾であり、鎧です。

ツッコミという攻撃からあなたを守り、ときにはあなたの身代わりとなって攻撃を防いでくれます。

もう少し具体的に言うと、あなたの作品にツッコミが入ったら「ファンタジーだから」とか「創作だから」と言って対処するのではなく、「専門家の監修のもとで作っています」と言って、全部専門家の責任にしてしまうのです。

言ってみたくないですか?

ツッコミに対して「うちには専門家がいますから」って。


”火消し”の時間は完全にムダな時間

世界的に見て日本人はツッコミ耐性が低いと言われています。それは、昔から「あれはダメ」「これはダメ」と間違いを徹底的に受け入れない教育をしてきたせいだと私は思っています。

ツッコミを入れられると、さも、自分が間違いを犯したような感覚におちいり、罪悪感が芽生え、自分を正当化しようとインターネットで情報を探し始めたり、Twitterの返信を一生懸命考えたりして、ムダな時間をとられることになるのです。

自分を正当化しようとする行為というのは、すべてその場しのぎの”火消し”なので、耐性アップにはつながりません。完全にムダな時間です。

ツッコミを恐れるから事前調査に時間をかけるというのもわかりますが、そんなことをしていたらあなたの作品はいつ完成するのでしょうか?

私は細かいことはすべて専門家に任せて、少しでもはやく作品を完成させることを考えるべきだと思います。


テレビでは当たり前

専門家を味方につけるというのはテレビでは当たり前になっていて、特にドラマでは専門家の名前をよく目にします。

西洋剣術の専門家が現場に呼ばれることは非常に稀なのですが、それでも過去にCMで2回、番組で1回ほどお声掛けいただいたことがあります。

西洋剣術と言うと外国人アドバイザーのほうが説得力があるかもしれませんが、外国人に指導している日本人がここにいるということを知っていただきたいです。


結論


ツッコミ耐性が低いなら、専門家を味方につけよ。













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