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99歳まで生きたおばあちゃんとのお別れ

以前、記事にも書いたことがある99歳の祖母が亡くなりました。
今年に入ってからはずっと入院しており、いつ誰が会いに行っても眠っていました。お医者様からは、もう半老衰状態だと。いつどうなってもおかしくないので覚悟はしておいてくださいと言われていました。

北欧旅行とバンコク旅行はすぐキャンセルして、仕事も整理して、いつ呼ばれても飛んで行けるようにしていました。
この数ヶ月、親や親戚からの着信があるたびビクッとして、胸が締め付けられるような気持ちでした。
ただただ命の終わりを待つ時間は、本当に辛かったです。

葬儀の日
彼女が好きだった大輪のお花が大量に用意されていて、とてもカラフルで祭壇とは思えないような華やかさでした。
好物だった紙パックのカフェオレとバナナが端の方にちょこんと置かれていました。
わたしは号泣してしまい、おばあちゃんの顔をまともに見ることができませんでしたが、親戚は誰も泣かなかったしおばあちゃんにたくさん声をかけてお別れしていました。
わたしもちゃんとお別れの言葉を伝えられたらよかった。

葬儀が終わって何日も経ちましたが、今でも気を抜くと涙が出てきます
元気いっぱいでもありませんが
東京に戻る前に祖母が好きだった藤棚を見に行ったら少し気持ちの整理がついた気がします。
99年もの長い人生を生きた彼女を誇らしく思います。

おばあちゃん、楽しかった?
わたしはおばあちゃんと過ごせて楽しかったよ
ありがとね
次はもっともっと楽しい人生になるよ


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眠れない夜に

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