濃すぎた2023年を振り返る
もうまもなく、2023年が終わりますね。
世間では今年の漢字に「税」が選出されましたが、個人的に今年の漢字を挙げるとするならば、
「動」です。
とにかく、己の「行動力」をフルに使った1年
でした。
そんな濃度高めの今年を、備忘録がてら
振り返ってみようと思います。
【3月 人生初のスカイダイビング】
私の「死ぬまでにやってみたいことリスト」の1つでもあった、スカイダイビングに行きました。
担当インストラクターの方が、私の前の回で
まさかの不時着。
不安で支配された状態でスタートしたそれは、
思ったよりも恐怖心はありませんでした。
地上の景色は、まるでミニチュアの玩具の世界のようで、4000mからの景色は本当に感動モノ
でした。
「人生が変わる」という程ではない気がするけれど、確実に自分の中に残る “何か” がありました。
【3月 幼稚園を退職】
昨年、うつ病の診断を受けて休職をした末に、
2年間勤めた幼稚園を退職しました。
まさか幼い頃から夢見ていたこの職を、
こんなにも早く辞めるとは思わなかったです。
今では、自分の心身の状態を考えても、正しい
判断だったと自負していますが、
その一方で、まだ「幼稚園教諭」に未練が残っている気もしています。
もちろん今の職も楽しいですが、心のどこかで「人生の中で、またいつか幼稚園で働けたら
なぁ」という気持ちもあります。
でも、とにかく来年も焦らず
「心穏やかに過ごす」ことを目標に、のんびり
やっていこうと思います。
【5月 骨折&靭帯損傷】
せっかく無職になったので、「旅をしながら働いてみたい」という願望を叶えるべく行った先で、全治4ヶ月の大怪我。
2週間働くはずが、蓋を開けてみればわずか1日
だけになってしまいました。
そして、初めての車椅子生活では、日常生活を
普通に送る大変さを、身をもって実感しました。
自分がその立場になってみないと、わからない
ことって沢山あるんだろうな、と学びました。
【6月 電子書籍出版】
せっかく怪我により外で働けないので、在宅で
できるWebライターのお仕事を始めました。
そこでのご縁で、初めて電子書籍を出版させて
いただきました。
うつ病になったこと、幼稚園教諭であったことの経験が、ここに繋がりました。
自分が歩んできた道のりが、誰かのために
僅かでもなっていたとしたら、今までの自分が
報われる気がしています。
ご興味があればぜひ
【10月 初 海外旅行】
「いつか行きたい」
漠然と、そう思っていた海外旅行に行きました。
初めてのドイツの地はとにかくめちゃくちゃ寒く、
人は温かでした。
日本での当たり前が当たり前ではないこと、
言語の壁を越えたコミュニケーションの楽しさ、
トラブルに対する対応力、
たくさんのことを、この身で学びました。
来年は、語学力をもう少し磨いて
更に海外を楽しめるようになりたいです。
【12月 冬季うつ メンタルが終わる】
ここまで活発にたくさんの経験をして、自分の
中で少しだけ「うつ病」という存在が薄くなってきていたとき。
冬季うつの存在が、立ちはだかりました。
これにより、今まで地道に軌道修正してきていた
マイナス思考が、一気に戻ってきました。
仕事にも行けない日が何日かあり、昨年の休職時のことを思い出しました。
ただ、昨年と違うのは
「何が原因かわかっている」ことでした。
病院で治療を受け、私自身も、僅かながら病気に対する知識も増えたことで、
「自分がなぜ、今こうなっているのか」が明確に言語化できるようになってきていました。
日照時間の減少によるバランスの崩れ、
睡眠不足による慢性的な倦怠感、
年末の慌ただしさによる不安感の増大……
今までは、自分の心身の状態の、原因も対処法も
わからず、ただ耐えるしかなかったけれど。
職場の方や友人にもたくさん助けてもらい、
「3歩進んで2歩下がる」という感じではあり
ますが、
休職から1年経って、ほんの少しだけ前に進んで
いるのかな、と思っています。
【来年の目標】
この濃い1年を経て、来年やりたいことは3つ。
・たくさんの出会いを作る
・自分の気持ちを言葉にする
・後悔ない人生にする
今年も、たくさんの場所に行き たくさんの人に
出会いました。
そのご縁も大切にしつつ、更にそれを広げて
自分の人生を彩りたいと思います。
そして、自分自身としては
「ありがとうをたくさん伝える」
「無理なものは無理と言う」を目標としたいと
思います。
自分に優しく、人にも優しく
そんな人間になれたらな〜、と。
そして、いつか自分が人生の幕を閉じるとき
後悔のないようにしたいです。
と、なんやかんや言いつつも、頑張り過ぎず
マイペースに来年もやっていきたいと思います。
今年一年、ありがとうございました。
よいお年を!
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