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G'day mate! 留学することの意味

こんにちは!オーストラリアのシドニー工科大学に留学していましたNaokoです!12月末に10か月ぶりに日本に帰ってきました~~

ニホンサムイ...🥶オーストラリアは真夏でノースリーブ短パンで生活していたので、急に冬が来て違和感がすごいです。。。や、でも日本食最高🍚

今回は留学の締めくくり?として題名の通り、留学することの意味について私なりに出した答えについて書いていきたいと思います🐨

①英語に対する考え方

留学する前の私にとって英語は結構嫌な存在で、難しいし英語の発音がうまくできないというコンプレックスもあり、英語は「就活や社会に出た際に自分の評価に関わる要素のひとつ」としか考えていませんでした。将来海外で暮らす予定も働く気もないので。

でも、留学を通して英語の最大の魅力はやはり「世界共通言語」であることだなとひしひしと感じました。留学先の友達はオーストラリア人だけでなく世界各国の人がいたため、英語が第二言語である人もわんさかいました。というか8割😲
でもその人の母国語を覚えなくてもお互いが英語を話せれば、コミュニケーションが取れて友達になれる。考えてみれば当然のことですが、私はそれがなんだかとても嬉しくて、自分の世界が英語によって広がっていく感覚がとても気持ち良かったのです。英語のおかげで、オーストラリアでたくさんの素敵な人々に出会えて友達になれたと考えると英語は偉大。

それに英語で得られる情報は、日本語で得られる情報の何倍も多いということも大きなポイントかなと思います。日本語で「第二次世界大戦」と検索するのと英語で「World War Ⅱ」と検索するのではヒットする件数が桁違い多いですし、日本語で検索すると日本に関連した情報ばかりに偏ってしまいがちになります🤔

今、私にとって英語は「自分の世界を広げてくれる相棒」の様な存在です(相棒っていうの恥ずかし🙈)。

砂漠

↑全然関係ないけどオーストラリアには砂漠があるよっていう写真🐪

②世界から日本を見る

「留学して日本のことについて聞かれて全然答えられなくて恥ずかしい思いをした」

という言葉をよく聞きませんか?

私は留学する前そう言っている人をたくさん見ていたので、日本の文化や生活様式や特有の習慣について調べて留学に行きました。
でも留学先でいざ聞かれたことは「国際社会における日本」ついてでした。

日本と中国の関係や日本とアメリカの関係などなど、、。
もちろん日本文化について聞かれることもありましたが、他国との関係であったり国同士の政治制度の違いについてだったりして正直ド肝を抜かれた気分でした😱

私にとっては日本は唯一無二の母国で、他国と比べるということをしたことがありませんでした。でも海外の人からすれば日本は「国際社会における一つの国」で、他国と比べることで初めて日本という国の独自性や世界的な立ち位置を知ることができるのです。

日本を飛び出し世界という客観的な視点から日本を見ることで初めて見えてくることが多くあると共に、いかに自分が様々なことに無知であるかを痛感させられました。世界についても知らないし、日本のことについても全然わかっていないなと。そう思い知った時は自分が情けなくて嫌になりましたが、ポジティブに成長するチャンスって思うことにします🙋

③日本に帰ってきて

日本に帰ってきて一か月過ごして、一番感じたことは「楽だな」ってことでした。

自分の言いたいことを頭の中で頑張って英語でどう伝えるか考えたり、相手の言葉を一字一句聞き逃さないように一生懸命聞いたりする必要がないから話すときにストレスを感じることもない。おいしいごはんしか無いし、家族や友達もすぐ近くにいる。慣れ親しんだ環境で、森林火災も戦争の心配もなく穏やかにゆったり過ごすことができる。

そういう生活は快適だし好きだけど、なんだか毎日寝ぼけている感じでオーストラリアで必死に生きていたあの頃の方が一日一日をちゃんと生きていたなって思います。刺激の中で生きていたのでそりゃ当然ですけどね。

ただ、私が今ここでするべきなのは留学先での日々を回顧し羨むのではなく、今自分が置かれている状況で何をすべきかをしっかりと考え行動に移すことだなと思います。刺激の無い日々を嘆くのではなく、留学が終わったこれからの自分の将来のために動き出す。

案外これが留学の最後の大きな課題かなと思います。

夕焼け

夕焼け@Cairns

④最後に

じゃあ結局、留学することの意味って何なの?という疑問に対する私なりの答えは

20年そこらで凝り固まった自分の価値観や視野を革新することのできる機会」です。

10か月間の留学を通して、今まで日本で21年間生きてきて出会えなかった色んな意味で飛びぬけた人々と出会えて、その出会いが大きな刺激となりました。さらに人との出会いだけでなく留学先でしか得られない苦悩や経験が大きな糧になりました。留学をさせてくれた両親、応援してくれた友達、留学先で出会った人々、全ての人に感謝しています。


そして、現在留学している方や今後留学する方々が多くの素敵な人や経験に恵まれることを祈っています。