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国立小受験にあたり培っておいて良かった力(2)~マナーを守る


本日は「国立小受験にあたり培っておいて良かった力(2)マナーを守る」をテーマに記事を書いていきたいと思います!

マナーと一口に言っても様々なものがありますが、ここでは国立小受験の場で問われやすい、公共の場でのマナーについて焦点を絞ってみることにします。

ペーパーで頻出分野の「公共の場でのマナー」


国立・私立は電車やバスで通学されるお子さんも沢山いらっしゃいます。入学してしばらくは保護者の送迎があったり、方面が一緒の上級生と一緒に登下校したりすると思いますが、その後は1人で公共交通機関を利用して通学しなければなりません。私も私立小学校に通っていたので、小1の春から電車通学をしていました。

そこで大事になってくるのは、駅・バス・電車・通学路などでのマナー。多くの国立・私立小は制服や指定のランドセルがあるので、どこの学校の児童が分かる人にはすぐ分かってしまうんです。

電車内で騒いでいたり、迷惑をかけるような行為をしていたりすると、場合によっては学校に連絡が行くこともあります。

公共の場でどういう行動は慎まなければならないのか、逆にどういう行動をしなければならないのか、入学前の時点できちんと理解しておかなければなりません。

ペーパーでも、「いけないことをしている人に〇をつける」といった問題や、優先席表示に関する問題などが多くの学校でよく出題されています。

試験当日も場をわきまえた振る舞いが大事


通学中だけきちんとマナーを守れば良いわけではありません。授業や行事でもけじめをつけることは大事ですよね。

特に国立小は外部の先生方がいらっしゃる研究発表の機会が多くあるため、そうしたイレギュラーな環境の中でも騒いだり、だらけたりすることなく、集中して積極的に授業に参加できる子が求められている傾向にあるのではないかなと思います。

試験当日は、試験前の待ち時間、考査室への移動時間、一人ずつ取り組まなければならない考査(運動・口頭試問など)の待ち時間、試験が終わって保護者待機場所までの移動時間など、様々な「待ちの時間」が発生します。

そのような場面でも、学校の敷地内に足を踏み入れた瞬間から敷地外に出る瞬間までが試験である!という意識を持って、自分をコントロールしなければなりません。

静かにしなければならない場所へあえて連れていく


子供はどうしても騒ぐものです。それでも騒ぐことを恐れて、騒いでも良い場所にしか行かないでいると、子供の成長にはなかなかつながりません。

例えば、娘は年中の夏にオーケストラのコンサートに挑戦しました。それまでも子供向けのコンサートなどには連れて行っていましたが、静かに座って聴くスタイルのコンサートはそれが初めて。

プロのオーケストラのコンサートはチケット代もお高いですし、そもそも未就学児NGのものも多いです。そこで娘がいったのは、趣味で楽器を続けている祖父が出演する、アマチュアオーケストラのコンサート。

コロナ禍で芸術活動が制限された時期もありましたが、アマチュア団体のイベントであれば、チケット代も無料もしくは低価格のものがほとんどです。こうしたイベントを検索して足を運んでみるのはおすすめです!

それから少しずつ、無料、低価格のミュージカル公演などに足を運ぶようになり、今では劇団四季のミュージカル公演を、休憩をはさみつつも2時間以上静かに座って鑑賞できるまでに成長しました。

3歳の時に映画館チャレンジをして大失敗(騒いで途中で出てきました苦笑)したことから考えると、大進歩!

公共交通機関も利用する


また、子供がいると車移動が楽ではありますが、我が家は車は保有せずカーシェアを活用しており、折に触れて公共交通機関を利用しています。コロナ禍で遠出を避けた時期もありましたが、0歳から飛行機を利用した旅行にもいっています。

YouTubeなどを観て移動時間を過ごすこともありますが、例えば、「帰りは動画を観ても良いけど、行きは景色をみたり、しりとりをして過ごそう」と決めて、静かに公共交通機関を利用する練習を重ねてきました。

まとめ


マナーは実体験の中で学ぶのが一番。そのためには、子供の成長を信じて、スモールステップを重ねて、どんどんチャレンジしていきましょう!もちろん、子供の興味関心や成長度合いと相談しながら、無理なく。

次回は「自分のことは自分でする力」について書く予定です。

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