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【1万字超】新NISAに向けた高配当株投資の始め方徹底解説(銘柄名記載有り)

※今回の記事は、すでに証券口座を開かれていることを前提に記載させていただいています。記事中に、オススメの証券会社にも触れていますので、そちらも目次からご確認ください。
※このnoteは、今後も情報を更新しながら追記し続けていきます。

2024年から新NISA制度が始まりますね。
皆さんはすでに現行NISAを始めていますか?始めているのであれば、どんな商品を買っているでしょうか?

積立NISAであれば、年間の上限金額が40万円と低めに設定されているので、インデックス投資に全額入れている方が多いのではないでしょうか。
新NISAでは、投資可能上限が大幅に引き上げられますので、インデックス投資だけというのはもったいない気がしますね(但し、新NISAの投資枠の1/3しかインデックス投資のような積立投資はできず、残り2/3は個別株などがメインの成長投資枠となります)。

そこで、残りの2/3の投資枠をどうしようかと思っている方に提案させていただくのが、”高配当株投資”です。
長期での積立投資によって老後資金の問題は軽減できます(統計的に、15年以上の長期で積み立てた場合にはマイナス収支となることはまずないと考えて良いです)が、その場合にも大きなリスクが3つあります。

①長期で運用することを想定した制度のため、現金が必要になった際に取り崩してしまうと、手数料や税金などでマイナス収支になる可能性がある
②長期運用後の取り崩す時に株価の暴落などが起きた場合、資産が減少する。
③現在の生活は楽にならない

一番つらいのは②ですよね。
投資である以上、必ずしも元本は保証されるわけではないので、定年後に投資信託を崩そうという時に暴落が起きると、せっかく積み上げた資産が目減りしてしまいます。積立投資は、積み上げている時は楽ですが、売り時が一番難しいと言っても過言ではないんです。

その一方で、高配当株投資でちゃんとした銘柄を購入していれば、永遠に配当金を出し続けてくれるので、売り時を考える必要が無い(売る必要自体がない)んです。

また個人的には、③もかなり大きな問題と思っています。
未来のために積立投資を頑張ることは非常に重要ですが、どれだけ頑張っても現在の暮らしには影響しません。その恩恵を受けることができるのは、定年後などの取り崩して受け取る時だけなんです。

いざ老後を迎えた時に老後資金が足りないというのは確かにつらいですが、今より体が動かなくなっている、子供も独立してしまっているであろう老後に向けてせっせとお金を送るよりも、体は動くし子供がいる方であれば子供たちがまだ小さい『今』のためにお金を使った方が、よっぽど人生の充実度が上がると思いませんか。

そういったリスクをクリアする方法の一つとして、高配当株投資を選択肢に加えても良いのではと思うのです。
このnoteでは、高配当株投資を始めることのメリットや具体的な銘柄選定の考え方について解説させていただきます。

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