目立たなくても すごい人

ホームランか?と思っていたら、フェンスに激突しながらのキャッチでアウト!
横っ飛びでキャッチ。
スライディングしながらキャッチ!

プロ野球のファインプレーを見ると、やっぱりプロだな~すごいなあ~と感動します。
華があるというか、とにかくかっこいいです。

何気なく、プロ野球放送を見ていた時、解説者の方が言っていた言葉が心に残りました。

「打者や今の状況に応じて、1球、1球、守備位置を変えているんです」
「何気ないフライでも、そうなるように移動しているア(守っている?)んです」

たしか、外野を守る選手の守備についての話だったと思います。

それまでは、ファインプレーのような、華々しい、目立つプレーを見て、ただ、「かこい」「すごい!」と思っていました。
しかし、プロの選手だからこそ、素人ではなかなか気づかない、細かな工夫?で守備位置を移動したり、どういう状況かに合わせて守る位置をかえたりしていることを知りました。

すごい人ほど、目立たない。

そんな言葉が浮かんできました。
派手なプレーの方が目立つので、印象にも残りやすいです。
しかし、実は、何気ないプレーの裏側に、プロだからこその考えや工夫が反映されているのだと分かりました
その工夫のお陰で、「単純な外野フライ」になっている(素人にはそう見えている)のだと知りました。
 
ボランティアとして、トイレや街頭を掃除している人。
ちゃんと時間通りに運行する電車やバスの運転手。
機械でもマネできないような熟練の技を身につけている職人さん。
日々、何十人という子供たちと向き合っている学校の先生や保育士さん。
 ・・・。
 
テレビや雑誌で取り上げられたり、持ち上げられたりしなくても、日々、いろんな分野で、他の人がまねできないような仕事をされている人がたくさんいます。
そして、そのおかげで、生活も成り立っています。
そんなことも感じました。
 
たぶん、その人にとっては「当たりまえ」なので、無理して、あるいは大げさにアピールはしないのだと思います。
逆に言うと、自信がないから、アピールしようとするのかもしれません。
 
アピールしないし、目立たないけど、実はすごい人
 
そんな人を自分の目で探してみると、世の中がまた違って見えるかもしれません。
 
 皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?