浪人、私はどこに向かうの。
私は浪人をした。すごく辛かった。
誰にも話せなかった。家族にも担任にも、顔では笑っていたが誰にも話せなかったことをそっと世の中に投下しておきたいと思った。
去年一年まさに自分の心を牢獄に閉じ込め、人格の全てが大学に染まった。
10月から2月までおかしくなりそうだった。ホームで電車を待つことが怖かった。いつ自分が飛んでしまうか分からず、そしていまだにどうしてあんなに辛かったのかよくわからない。兎に角、全てが恐ろしかった。時間が過ぎること、高い所に登ること、電車に乗ること、ホーム