会社に残業代を請求する話②

前回からの続きです。

まずはいろいろネットで調べて、労働相談センターがメールで対応してくれるとの事なので、ざっと概要をメールしました。

「明確な指示がなかったとしても、休憩時間中に電話対応していると言う実態を「知らなかった」では通らない。また、会社が見てもいないのに「休憩してたか否か」を判定すること自体不当です」とのこと。

いただいたアドバイスとしては、労働基準監督署に訴え、監督署が頼りにならない場合は労働審判と言う簡易な裁判を起こせる、というものでした。
(後日別の労働組合に加入したところ、「監督署は頼りにならない」し、労働センター=労働組合なのに「ここの組合は何もしてくれないの?ほったらかしやん」と終始不思議がってらっしゃった。組合ガチャがあるようです)

その時は素直に「なるほど」と思い証拠を集めることにしました。


○集めた証拠○
実は、私、雇用契約書や給与明細書などをうっかり処分してしまっていたため、証拠がほとんどない状態でした。
いくつか残っていた分が……

•直近数ヶ月分の給与明細と数年前の給与明細何枚か
•給料が変わるたびに結び直していた雇用契約書、数枚(ちなみに雇用契約書の書き方もちょっとグレーでした)
•休憩時間中に電話対応や、お客様の対応等があった場合のメモ(自分しかいないLINEグループを作り、休憩時間中はずっと開いておいて都度「電話対応」等書いていました。最初は鍵アカウントのTwitterにしていたのですが、後から見返すのが大変だったため切り替え)
•残業等の指示がメモであった場合、そのメモを保管
•有給を希望しない使われ方をしていたので、有給申請書の控え
•いつ誰に何を言って何を言われたかのメモ(これはTwitter)
•実際のタイムカード打刻時間+昼休憩をないものとした1日の勤務時間の計算(Excelで表をつくりました)



ネットで調べていると、弁護士事務所がよくヒットしました。
「証拠がなくても大丈夫」と言うようなことを謳っていましたが、請求できる金額はさほど多くないだろうと思っていたため、弁護士では費用がマイナスになると候補に入れてませんでした。

同じ頃、唯一、鍵アカウントを見れる友人から「知り合いが労働組合で労働争議したことがある。よければつなぎましょうか?」と連絡がありました。
神降臨。
証拠が揃ってないなどが気になっていたため相談してみることに。

つづく

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