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山口達也さんの記事について

今朝 夫(アルコール依存性治療中)が、「TOKIO」の元メンバー山口達也さんのネット記事を読んで感じたことを話してきた。

アルコール依存性で苦しい思いをしてきた人にしか分からない感想だなぁと思った。

夫は元々、山口達也さんに好意的だった。昔、車通勤していた頃に山口達也さんのラジオを聞いていたし、山口達也さんの出演していた報道番組を観ていた。
夫がアルコール依存性で治療入院した年に、山口達也さんの事故報道があり、アルコール依存性なのではと夫婦で話した記憶がある。

夫曰く…、アルコール依存性って本当にひどい病気だよね…ひどいっていうか、なんなんだろね、この病気。まずは自分で認めて自白しないと治療に進めないっていうさ。でも認めちゃうと一生飲めなくなるから、絶対認めたくないんだよ!自分はそうじゃないと思いたいじゃん。思いたいけど日に日に飲み方がおかしくなるからさぁ…そんで不安でもっともっと眠れなくなるからまた飲みたくなって。苦しい苦しい〜、でも認めるのはもっと恐ろしいわけよ。現実の世界も苦しいから逃れたいし、禁断症状にも苦しみたくないもん。でさ、隠れて飲むから誰にも相談出来ないし。怖い、こえ〜よ!不安で苦しいからまた飲むじゃん、その不安から逃れたくて飲んじゃうじゃん。9%12%の缶チューハイが24時間コンビニとかどこでも安く手に入るんだからさ、やめられないよ!そんでどつぼにはまっていくんだよなぁ…。
たっちゃん(夫は山口達也さんをこう呼ぶ)、あんなにキラキラした世界にいてさぁ、家族にも恵まれて幸せそうだったのに…苦しんでたんだね…。自分で認めて立ち上がってすげぇな。

夫は断酒3年3ヵ月継続中。
今は断酒しているだけで大成功。

夫自身の経験を、夫が人の為に活かせる時が来るといいのになと思う。




山口達也さん「恐ろしい、ようやく気づいた」アルコール依存症を語る

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