美魔女70代の気にする水
先日仕事終わりに叔母にスイカをもらって食べていたら、大変興味深い話を聞いた。
曰く、山に水を汲みに行く人の気が知れん。
なんで?
と聞くと、
その場で飲むんなら、100歩譲ってわからんこともないよ。でも大きいボトルに何本も持って帰る人おるやん。藻が生えること。
そっか!川の水ってほっとくと藻が生えるんだ、確かに!
初めて気づいた!
水道水も、ピロリ菌が気になるので沸かして飲むそうだ。
母にも聞いてみると、母も水道水を置いておくことはない、とのこと。
叔母は驚異の美肌の持ち主だが、これも水やら食べ物やらがいいのかも、とスイカをばくばく食べながら思った。
水素水やらケイ素水を、叔母は信じない。
ケイ素水を箱買いする叔父に眉をひそめている。
サプリメントも飲まない。
高いサプリメントを買う叔父に眉をひそめている。
健康オタクの叔父に基本眉をひそめている。
叔父も生物が専門なのだが流派が違うのだろうか。
叔父は病気をし、叔母は骨密度が20代レベル。肌はしみひとつない70代。
自分で育てた野菜をバクバク食べ、週3回はプールに行く。
好きなように食べている、という叔母だが気にするところはしっかり気にするんだ、と発見。
しかし藻が生えるって面白い。
聖書に出てくるマナを思い出した。
その日のぶんだけとって食べるように言われてたのにためといたら腐ってたという、マナという食べ物。
川の水にしろマナにしろ、自然の仕組みはその日その日を生きる仕様になっているのかもしれない。
そんな事を考えてたらスイカの食べ過ぎでお腹がちゃぽんちゃぽん。
なにごとも適量がよい。過ぎたるは及ばざるが如し。