箱根駅伝全国化をしていくためには

今回は以下の二点について考えることで箱根駅伝全国化をするために必要なことを考えていきます.

1.大学の財政

2.全国化することによる関東学連のメリット

1についてですが,箱根駅伝に出るためには金が要ります.それは特待生に対する金額免除から施設に対する投資や遠征費などがあります.このご時世子供の数は減る一方で,大学間でも学生の取り合いは激化していくでしょう.そういった中で大都市以外の大学が陸上競技に大きな投資をすることは難しいのではないでしょうか?箱根駅伝に出ることができればリターンは大きいですが,大学は学生に対して学費をつぎ込むことを納得させる必要があるでしょう.

2についてですが,全国化のメリットとして高校生が地元の大学に進んでそのまま箱根駅伝に出ることが出来るということを原監督がおっしゃっていたと思います.これが交渉事だと考えると関東学連にとっては大きなメリットにはなりえないと思うので,このままでは箱根駅伝が常に全国化されるということはないだろうと思います.なので,全国化をするためには関東学連にもメリットがあることを示す必要があります.それは全国化に伴う関東圏以外での視聴率の増加やスポンサーの増加に伴う大学の露出増および大学への利益を具体的に上げていくことが必要になると思います.

今回は箱根駅伝全国化を進めるためにはというテーマで考えてみましたが,そもそも全国化すべきなのかはまだ自分の中では固まっておりません.結局金のある一部の大学以外無理なんじゃないかというのが今の感想です.以上となります.お読みいただきありがとうございました.

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