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ににくんが全然勉強しなくてもあんまり不安にならない訳

夏休み
猛烈な暑さプラス毎日子供らが家にいます。

大変だけど彼らとともに生活すると気づかされることもある。

兄弟ゲンカにげんなりしてすべてを放りだしたくなってもね。

さて、去年まではがんばっていたラジオ体操も、今年はワタシの膝が悪いため放棄した今、モモムギさんちはかつてないほどの開放的な夏休みとなっている。

べちくんの宿題はあるけれど
彼はお勉強が好きなので勝手に計画をたてて
早く宿題が終わってしまわないように(!)自分で勉強量を調整しているためワタシの出番はなく

去年ゼルダの伝説をエサに、ににくんに必死に宿題をやらせていた時と比べてもう、格段に楽になった。

書字障害用のドリルを申し訳程度にやらせているだけで
彼はほとんど勉強しない夢の夏休みを過ごしている。

なぜだろう?
ワタシはあんまり心配にはならない

むしろ学年があがるにつれ、長くなる時間割りと多くなる宿題に
疲弊する子供(ににくん)を見て自分まで辛くなっていた人間だ。

夏休みが始まるまえ、ににくんの書字障害用漢字ドリルを買いに
本屋さんへ行ったのだでど、そこには夏の学習コーナーが特設されていて
壁いっぱいにドリルや参考書がならんでいる中を必死にお目当てのドリルを探していたのだけど(結局発達障害の別のコーナーにありました)
あまりの量にクラクラし、気分が悪くなってしまった。

世の中にはこういうのをやらせたい親御さんがたくさんいるんだろうなと
自主性を尊重してなんていうのは、やはり少数派なのかもしれないと
改めてそう感じた。

それでもワタシが自主性を推しているのは
やはりこういうのは本人がやる気にならないと身に付かないという事実を経験上わかっているから。

母はプレゼント代わりにドリルをくれる人で
最初、いいものがあるのよ、とにこやかに言われて
いったい何をくれるんだろうと舞い上がったワタシの気持ちを
急降下墜落させるのに十分だったのはいうまでもない

機嫌を損ねないように義理で
最初の2ページくらいしたけれど、あとはほったらかしですごくもったいなかった。

学年があがるに比例して母の評価も厳しくなり、またキレる回数も多くなってきたことから
家で平和に過ごすためにワタシが編み出した秘技は
必殺勉強しているポーズをとってただ座っている、だ。

なんという非生産的な時間。

中学になるとそれでは母の理想には追い付かず、仕方なく
勉強して、勉強して、一応世間では高学歴と言われる
ものを持っているけれど、自己肯定感は下がりメンタルはボロボロ
親を恨んで当時ワタシはかなり荒れていたと思う。

かたや何も強制されなかった弟は
友達と遊びまくって青春し、一浪してその一年だけは猛勉強して
すべて自分で決めてやってきた結果、兄弟の中で一番まともに見える。

一番大事なのは
子供のときいろいろ体験して

オレってまあこういうやつだよなと、ま、しょうがないかなとぼちぼちやっていけることだと思う。
そこから勝負する感じ。

そしてお勉強が必要ならする。
しないなら別のことを探す。

そういう風に自分で舵をとって流れを見てやっていくのがいい。

誰かのせいにしたり、後悔したりするよりずっと
気持ちが楽だ

だからぐうたらな夏休み最高!と
平穏かつ最高にぐだっている今日このごろ

みなさま、ご自愛ください










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