目指せ屋久島!ヘタレ主婦が挑む登山への道~負けられない闘いがここにある~
登山できないなら屋久島には連れていかないよ、という暴君(パパ)の言葉により、登山の練習を始めたワタシと子どもたち。
間が空いてしまったのは実をいうと、初回の登山でワタシが膝を痛めたからです(ちーん)子どもたちは楽勝にのぼりきったっていうのにね。
ワタクシ、去年膝の手術をしまして、骨の部分にボルトがついているんです。そのへんが痛む。一応チャウチャウ先生(整形外科の名医。ワタシが勝手につけたあだ名)にお伺いをたてて、山登り、オーケーがでてたんですけど、ずっとかばって暮らしていたものだから、使い方がいけなかったのかもしれない。
というわけで山登りはいったん休憩し平地トレーニング(公園を歩く)にいそしんでいる。
ボルトが取れてしまえばすっきりするんですけど、屋久島に行く前に取れるかしら?というところ。
そんなことならもう山登りはパパと子どもたちで楽しんでもらって、自分は優雅にパラソルの下でバカンスしたらいいんじゃいかと思われたそこのあなた。
はい、ワタシもそう考えました。ところがです。
意地でも登ってやるという気持ちになることがありまして。
以前からパパの話題にT田さんという女性がよくでてきたのですが、どうも職場で仲良くしていただいている方みたいで、趣味が合うらしくタロット占い(!)や山登りの話題で盛り上がっているみたい。
そしてワタクシ、勝手にそのT田さんを50代食堂のお姉さまだと思い込んでいたんです。
というのもパパはダムやらトンネルやらいろんな現場を2~3年周期で転々としているのですが、そこで必ず食堂のおばさまと仲良くなって可愛がってもらっていた経緯があり
年上キラーなんだね、と笑っていたワタシ。
だから今回のT田さんも忍玉乱太郎にでてくるみたいな食堂の方だと信じこんでいた。
今度T田さんも山登りに誘おうか、というパパの言葉にも
へーT田さんて山にも登るんだ、山菜でも取ってるのかな?とアホみたいに考えていた。
ところがです。
何かの拍子でわかったのですが、そのT田さん、なんと30代のお嬢さんであることが判明。
え?言ってなかったっけ?(天然宇宙人パパ)
聞いておりませんとも。
パパはそんな若い子とタロット占いの話で盛り上がってたのか?
そして初回の山登りでグダグダのワタシに
T田さんは屋久島の山にも登れるのに
と言いやがったのか?
きいいいいいいいいいい。
登ってやる。絶対に登ってやる。
30代山ガールに謎のライバル意識を燃やすワタシは、自分が40代虚弱よりのヘタレであることをすっかり忘れて屋久島の山に意欲を燃やしている。
この闘い(?)の行く末はいかに。
次回もよろしくお付き合いいただければ嬉しいです。
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