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ママ友との交流というものをしてみんとてするなり2

オルタナティブスクールは実に色々なところから子どもたちが通っている。
そんな子どもたちが休日遊ぶ約束をするということは、親を巻き込んでの交流になることは必須である。

休日なのにお邪魔して大丈夫ですか?
と遠慮がちなエイくんママに対し

どうぞうぞとワタシもパパもくいぎみにお招きしたのだが‥

だいじょうぶだっただろうか?(今さら)

子ども同士はいい。
二人とも同じアーミー好き、ゲーム好きでマニアック。とても気が合うらしいと聞いていたので楽しく過ごせると思う。

問題はこのあばら屋にお招きしてもはたしてだいじょうぶだろうかという点だ。

うすうすわかっていたのだが、エイくんちはお金持ちっぽいのだ。
エイくんが着ているものはpatagoniaばかりだし、
ママも上品な感じだし、
飼っている小型なワンちゃんもお高級な感じだし
お弁当はキャラ弁で
乗っている車はピカピカの赤い大型車だ(語彙力のなさよ)

対するこちらは
親子ともども持っている服は3パターンを着回している感じだし
家にいる愛くるしい小動物といったらべちくんくらいだし(失礼)
お弁当はのり弁で
乗っている車はあちこちぶつけた後がある年代物の軽だ。

その日はちょうどピザを粉から手作りしてみようという試みを予定していてちょうどいいじゃん、みんなで作ればさ、とパパは言うのだが
初めてのものこそ危険である。
しかも相手は料理上手ときた。

5年前のワタシなら緊張で眠れなくなっただろうが、しかしこの5年でワタシも変化し、人にどう思われようとこんなもんだろうというあきらめとこんな自分に対する愛しさを抱けるまでになったと思うし、まあパパもついているしいけるんじゃね?という気持ちで臨んだ当日。

待ち合わせの公園でエイくんとママと愛犬メンチカツくんが10分遅刻した我々を笑顔で迎えてくれた(すいません)

あいさつもそこそこにパパは子どもたちと大型遊具へ逃避した。
なにをかくそう、パパも人づきあいが苦手だ。

彼の口調から緊張が伝わってきたので、がんばってと心でエールを送ったとたんに逃避され、エイくんママとメンチカツとワタシが取り残された。

お、お料理が得意なんですね、キャラ弁だってににくんがいつも言ってます(汗)

エイちゃんがウルトラマンが好きで、もう好き嫌いがあるから作るのが大変で

エイくん背がぐーっとのびましたよね、うらやましいです。
うちのににくんも
みよーんってみよーんて伸びないかなあって

伸びないかなあって。ねえパパ!(帰ってこい!)

挙動不審の人見知り。

はたしてどうなる。

次回おうち編へ続きます。










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