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今更Elonaを遊びました


皆さんごきげんよう


皆さんはelonaというフリーゲームをご存知だろうか
といってもこのゲーム自体はそこそこ有名だし「ダウンロードはしたし起動はした」みたいな人も結構多いんじゃないだろうか

そんなフリゲー界隈だと知らぬものなど存在しないであろうこのゲームを今更プレイし、どハマりした

その過程で急にnoteを書きたくなって記事を書いているが、実はこのゲーム自体はまだ遊び終わっていない
というか遊び終わる気が全くしないので一旦記事を書く 余りにも色々出来すぎるのもあり、もしかすると続くかも

現在のプレイ時間は大体60時間程度で、メインクエスト自体は終了 でもまだ全然遊べるというか、終わりが見えない

というわけでこのゲームの遊び始めから順を追って話します 今回はプレイ日誌味が強いかも
一応界隈のお作法として遊んだバージョンは表記した方がいいらしいので、1.16安定版で遊びました
1.16もバージョン違いが色々あるみたいでWikiとか見てて困ったぞ

プレイ開始〜1キャラ目で諦めるまで クソゲーかよこれ

いきなり物騒なこと言ったけど本当に最初そう思った 最初の立ち上がりはいいフレーバーだななんて思いつつ、チュートリアルで親切な緑髪のおじさんに人肉を食わされて、いきなり敵対モブをけしかけられてチュートリアルで初死亡

そのあとやっとこさ倒したと思ったら宝箱をもらい、取り方が分からず押しつぶされて死亡

その後ロックピックの使用方法は分かるも、該当スキルがないので宝箱を前にロックピックを全損

律儀にチュートリアルでもらった巻物で鑑定するも内容はクソアイテムだし、貰う弓は呪われててお祓いしろとか言われるし…このロミアスとかいう奴敵か?

そんなありきたりな感想を抱きつつ、外面では「ヘェーこれがelonaねェ…」と「ゲームわかる奴」の雰囲気を出して何とか耐えていた

そのあと「ヴェルニースに行け」とかなんとか言ってきた性格わるわるおじさんの助言を得て、とりあえず最寄りの街へ
そしたらイベント発生 やはりというかここがヴェルニースだな

なんか早速ログで人がしんでる…

のどかな異世界ファンタジーを想像していたら急にログで吟遊詩人が殺されて、ちょっと恐ろしくなったけど、着いた街自体は普通にいい街
そしたら急に熊さんが仲間になった

そしてその街のクエストで俺は挫折を味わうことになる
「ぬいぐるみを守れ」みたいな名前のクエストで、ぬいぐるみを荒らしてくる元凶がこの地下にいるから駆除してきて!と町人のお姉さんから言われたので快諾

そして地下に行くとさっきチュートリアルで俺をぶち殺してきた「プチ」が複数体出現

だがこちらも負けてねえぜ、何せ今は相棒の熊が…

いやどんだけおんねん熊さん死んだぞ

じゃあもうゾンビアタックでもなんでもしてやるわ!と言いつつ死に戻り→プチの海へダイブを繰り返し、なんとか切り崩すことに成功

あの世へ行ってしまった熊さんに敬礼しつつ「これで一皮剥けたカナ…」なんてステータス確認すると

なんで弱くなっとんねん!!!

さっすがにあたま抱えたね、このゲームデスペナ重すぎやろ

そして本格的に倒せない敵 スライムが出てきた

ファンタジー世界のスライムが弱いのはドラクエだけなんていう擦られまくった話を今更するまでもないとは思うが、お前はどっちだ…?って感じで殴り掛かったらなんか緑色の液体を飛ばしてきた

なんだこれは…酸だー!!!(EDF隊員)

というわけで酸でキャラクターが爆散 ついでに装備も酸で弱体化 踏んだり蹴ったりだなこのゲームは

もはや打つ手無しか…と思ったところで「魔導書」なるアイテムを発見
魔法かぁ…こういうゲームだと序盤強いこと多いし、それで乗り越えろ的なやつなのかな?とおもった
とりあえず何が起きるかを確認するため自宅へ帰宅

そして読むとワープ 高飛び草みたいなもんか…別の魔導書を読もう
そして読むとワープ バシルーラみたいなもんか…よし次を読もう
読むとクソ強い敵が3体出現 我が家は地獄と化した

死ぬたびにそのクソ強い敵にぶん殴られ、安住の地であったはずの拠点で死に続け、下がるパラメータ お金も底を尽きた

外に出てゾンビアタックでも仕掛けようにもそもそも一撃もかすらずに相手がこちらを殺してくる

こうして俺の初めてのノースティリス紀行は終わった

ゴミ箱にぶん投げはしなかったが、キャラは消した

2.再出発 今度は初心者の手引きを見ながら遊んで見よう

実は上記の状態で3日ほど経過しており、後半は「このゲームしたり顔でおもろいって言っとけば通ぶれるタイプのゲームじゃねえの?w」と若干懐疑的な気持ちで遊んでいた

そして4日目に「さすがにWikiみて遊ぼう」となる
まず最初の職業選択だが、初期技能が被らない職業と種族を選ぶのがミソで、そのビルド例の一つ「イェルス族の狩人」がお勧めされていたのでそれをチョイスしてプレイ開始(俺はwizでも人間パーティ組むぐらい人間系種族が好き ネトゲだと割と竜族とか選ぶけど)

そして、モンスターと嬉々として殴り合いに興じていたが、そもそも序盤は体が貧弱すぎるので殴り合いをしてはならず、物運びや護衛任務をやってお金稼ぎをするのが常套手段なんだそうだ

ということでそれを愚直に実行して金を貯め、サイバードームで「オブシディアンマシンガン」と「ミカバレット」を購入
こういうゲームだし弾数とかけっこうシビアなんだろうと勝手に思って遠隔武器を敬遠していたんだが、なんと弾数が無限 なんで逆にここは緩いねん

これであのにっくきクソスライムを蜂の巣にしてやろうと地下に侵入し、バンバン撃ってみると面白いように敵が死ぬ まるでトンボとりでもしているようだな!

この調子でスライムも…とおもったがさすがはスライム 普通に寄られて殺された

とここでまたポイント
今までこのゲームで死んだ時「這い上がる」でゲームプレイを継続していたが、パラメーター下降の関係で「埋まる」を選択してゲーム再開した方が良いらしいと書いてあったのでそれを実行

まあそんなに戻らずにゲーム再開 これでプレイフィールが言うなればwizardryからファイナルファンタジーになったぐらい変わった

そこからは下働きを繰り返し、地道に地下水道のスライムと対峙を繰り返して、なんとか勝利! 少女を盾にしまくったせいで仲間との好感度が死ぬほど下がったけど

ここで一定のコツを掴んだ俺は色んなことを試しながらとりあえず強くなるための道を模索し続けた

そして装備とかも井戸に願ってめっちゃ強いアイテムもらったり、ルミエストの地下水道のバブルを捕まえてシェルターに幽閉したり…

強い装備のためにメインクエストを進めたり、幸運の女神を信仰したりして、とにかく自分鍛え上げた

ゼームとやらがこのゲームのいわゆるラスボスらしいが、そいつをとりあえずぶっ倒すために鍛えに鍛え

そうして遊び続けた結果キャラがバケモンみたいな強さになった

もうなにも怖くない

もちろんこんなステータスでゼームに殴り込みをかけたもんだから肉体に傷すらつかず、そう時間もかからずにラスボスはドロップアイテムになった

そのあと出てきたようわからん講釈垂れる奴も銃殺
そしてモーンブレイドゲットだぜ

やはり力は全てを解決する
今は出社時と入眠時にバブル工場をセットして、起きた時の成長度合いをみてにやけるという小学生みたいな遊びかたをして楽しんでいるよ

それで一回税金をふみ倒し過ぎて犯罪者になったけど、鋼の肉体の前にはガードの豆鉄砲など無痛も同然 殴られながら依頼をこなし 遺体を埋葬する心やさしき犯罪者…攻撃ウェイト0のせいで前にいたガードがミンチに(カルマ変動-2)

でももう敵もいないし舞踏会という名の武闘会でNPCを皆殺しにしたり、いろんなことしながらお金稼いで力を貯める日々

このゲームモラルに反することした方が金が稼げるのはなんかこう、現実みたいだね

ということでひとしきり楽しんだのでこのゲームも終わ…らなかった

ヴァリアントの導入

このゲーム、他のゲームにおける「MOD」のような文化が非常にお盛んで、本家の更新が10年前に終了した今でも ヴァリアント と呼ばれる改造版elonaがこの世にいくつも生まれて、進化し続けている
マスクデータだった「生きている武器」の経験値確認やらダメージ値の表示やら…ちょっと不親切な所が味のelonaの風情みたいなものを悉く打ち砕く親切の塊のゲームにしたりできる

そういう風情っぽい部分には正直結構お腹いっぱいになってきた感もあるので、そんな世界を体感してみようという気持ちになった
今回自分はElona oomsest を導入
新規でのサウスティリスマップの追加や更なるインフレをテーマにしたヴァリアントだそうだ

ということで導入したんだけど…

導入した途端生き武器の計算式が変わったりとかしたけどまあそんなのはいい、とにかく親切!色々数値もわかりやすい!
ヴァリアント導入直後にそれはすごく感じた セーブ機能 ロード機能の実装や各種数値の表示 名前の巻物のページ指定
とにかくいろんな機能が素晴らしく親切
ということでいろんな数値をカンストまで鍛えたり、とにかく自分と武器をメタクソに強くしたりして遊んだ

最初からやる人は入れたがいいかもしれんなこれはなんてちょっと思った

ただそこまで色々便利になったりすると付き纏う「チートやってる感」が凄くて、結構早く飽きた

個人的な感覚だけどバニラ楽しんでから入れるのはやっぱ正解だと思う
やるにしても最初からヴァリアント入れて「こういうゲームなんだな」って認識のもと遊ばないと、ちょっと色々アレすぎてきつい

まとめ

このゲーム序盤はマジで訳分からんけど分かったらマジでおもろい
どうぶつの森とシレンとGTA一緒にやってる気分になれる
操作体系とかも慣れると割とよい
セカンドキャラでやり直しても、体力に関係ない無茶のしかたみたいなのがちょっとわかってきたりして、めちゃくちゃスムーズにゲームが進んでビビった

そういう知識ゲーな部分も確かにあったりするので、リリースされて 10数年経った今に、今一度このゲームに目を向けてみても良いかもしれない
今は初心者向けの手引きがちゃんとあるし、そういうの見て、過酷さしか見えなくてゴミ箱にぶん投げた諸兄も是非遊んでみてくれ

歩き方が分からなかったら歩けないのは当たり前の話で、このゲームは歩き方が複雑なのに歩き方を教えてくれないんだ。

何度も死んで覚えるのもそれはそれで「オツ」かもしれないけど、あんまりこういう事言いたか無いけどなんで死んだかすらわかんねえから反省しようがなかったりする事柄が多すぎるんだよこのゲーム!

そんな事柄ばっかりでも、手引きを見て歩き方を教われば君たちもきっと歩けるはずだ。

あと、このゲームを楽しめねえやつはにわかだ!みたいな空気感がelona界隈にちょっと臭ってるのは若干気に食わない。というか「elonaの面白さ分かるって素敵だよねw」みたいな感じ。特にもしヴァリアント入れて遊んでるならそんな口二度と聞くなと思うよ


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