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「7つのポイントで、今すぐできる 「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方 」を読んで。

「7つのポイントで、今すぐできる 「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方」という本を読みました。
著者の桐生稔さんは、年2000回にわたり、「伝わる話し方」のセミナーや研修を開催していて、他にも多数のコミュニケーションに関する本を出版されています。
この本では、コミュニケーションが苦手な人向けに、伝わる話し方のポイントが紹介されています。

私自身、幼少期からコミュニケーションを苦手にしており、この本を読んで少しでもうまく人に伝えられるようになればと思って読んでみました。
本の内容としては、「簡潔に伝える方法」から「言いにくいことを伝える方法」「動いてもらえる方法」まで幅広く取り扱っていました。内容はかなり実践的で行動に移しやすいと感じました。

ということで、いかに参考にしようと思った点をまとめます。

参考にしようと思った点

いきなり書かれていること全てを実践するのは、難しいのでこれから実際に実践しようと思った点を3つに絞りました。

冒頭3秒で切る

何かを相手に伝えるときに、冒頭3秒で一度区切ります。例えば、「プログラムの個々の部分で、こんなエラーが出ていて、こうしたらこうなのですが〜」ではなく、「プログラムでわからないところについて、助言をいただいてもよろしいすか」と一度区切リます。

どうやら人間には、時系列で伝える癖があるそうです。しかし、時系列で話すと、結局何をして欲しいのかが聞き手に伝わりにくくなります。この問題を解決するために、冒頭3秒で区切ることを意識します、これによって強制的に結論から伝えることができるようになります。

結論からいうというのは、他のビジネス書でも読んだことがあったのですが、なかなか実践できていませんでした。しかし、冒頭3秒で切るなら自分にもできるような気がします。

3行にまとめる

言いたいことがある時には、まず1分ほど時間をとって3行でまとめます。例えば、進捗報告をするときは、

  • 前回問題になっていた〜について話します。

  • 問題に〜のようにアプローチしました。

  • その結果〜のようになりました。

このように事前に、言いたいことを3行にまとめておきます。3行あれば、言いたいことの要点をまとめるのには十分なはずです。
この作業を事前に行なっておくことで、自分が何を伝えたいのかが明確になり、相手に簡潔に伝えられるようになります。

言いたいことを頭の中だけで考えて、伝えると意外とうまく話せなかったりします。これからは一度紙に3行で書き出してみようと思います。

「意見」「事実」「理由」でロジカルに

最後は、ロジカルに話す時に意識するポイントです。論理的に何かを伝えるときは、「意見」「事実」「理由」の3つを意識します。
「意見」とは、何を主張したいかです。「事実」とは主張を裏付ける事実です。「理由」は、「意見」と「事実」を結びつけるものです。

よくロジカルに話すと言われると、以下のようなピラミッドを考えます。(ざっと書いたので雑ですが)

しかし、実際話す場面において、このようなピラミッドを頭に思い浮かべるのは至難の業です。そこで、代わりに以下のようなものを考えます。

これならできそうです。
例えば、何を食べたいかを相手に伝えるなら、
「今日は鍋にしよう(意見)」「今日の気温は5度だ(事実)」「鍋なら体があったまる(理由)」
と言った具合です。

話す順番は、場面に応じて変えることができます。
例えば話す相手が上司である場合は、いきなり意見を伝えると相手のメンツを潰すことになるかもしれません。そう言った場合は、事実→理由→意見のように伝えば良いのです。

まとめ

「7つのポイントで、今すぐできる 「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方」を読んで参考にしようと思った点をまとめてみました。他にも参考になる話し方のポイントがいろいろ書いてますので、気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。

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