【2月4日立春に思う 御神楽 節分】

伊勢神宮内宮での御神楽を受けました。



神楽とは、
神を祀るために演じられる
神事芸能のことを言い



発祥は

天照大御神が
天岩戸に隠れられたら時
アメノウズメが舞った舞からと
言われています。



天照大御神が
おかくれになった事で
世が真っ暗闇になり

神々は大いに困り相談し
天の岩戸の前で
アメノウズメが踊ることになった

その時
たいそう力強く、またエロティックで
上半身も
裸になり神がかりった舞が
八百万の神々を沸かせた

その「笑ひえらぐ」様を不審に思い、
戸を少し開けた天照大神に

天手力男神に引き出され
この世に現れられた事により
再び世界に光が戻ったと
日本の神話にあります

またこのとき踊ったのが
神楽の
ルーツとされる

その後
神楽は、
宮中で行われる御神楽(みかぐら)と
それ以外のもの
“神楽”に大きく分かれていきます

伊勢神宮で内宮神楽殿で
祈祷と御神楽をもうしこみ
順番を待ちました

祈祷は
ご神前にて名前やご住所と願い事を奏上
申し上げてもらい
その後が御神楽❗️

神楽女がご神前にて神宮伝来の舞を奉納して頂けますが
本人が見て楽しむものではなくお願い事をするにあたって神様に捧げる舞楽なので
神が楽しむと書きます

アマテラス様に対して行われた事が
発祥からと理解しましたが

御神楽は神様に楽しんでいただくように奉納するもの‼️

日本の歴史から
今の文化に繋がっている事も多く
歌舞伎、能、狂言も
神楽が基になっています

能は
世阿弥と観阿弥が確立した舞踏で、 
平安時代の霊魂のからむ内容のものが多くあります。
神楽をさらに発展させたもので
哲学的なストーリーとして捉え
そうした深刻な内容の能の間に演じられる喜劇が狂言です。

歌舞伎は、江戸時代に能を大衆化したものですね

日本の文化として
受け継がれている事を
観ることで
違う世界が見えてきます。

御神楽を受ける意味も
より深くなり

伊勢神宮から
また
今年一年が始まりました

2月3日は節分



旧暦では立春から新年ですから、
節分は大晦日
2月4日
2024年の立春‼️
新年です



天の岩戸が開かれたように 

新しい世界が広がりそうですね

今年もよろしくお願い致します

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