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音を立てない

お道具を扱う時の注意点に丁寧に扱う事があります。
当たり前のように思いますが、どうすれば丁寧になるのかわかっている人は少ないのではと思うのです。
お道具をゆっくりゆっくり移動する事が丁寧に見える訳ではありません
どちらかと言えば「おっかなびっくり」に見えるのではないでしょうか?
ではどうすれば良いのか
お道具を扱う時に音を立てないという事です
取る時も勿論ですが特に置く時です
置く時にそっと置いて十分安全を確認して手を離すのです
置いてから手を離すまでに少し時間があります
移動する速さは自然の速さでいいのです
そして、たとえ少し音がしたとしても音を立てないようにして出てしまった音と気を使わずに扱って出た音ではお客様に与える印象は全く違うものになります。
音を立てない様にお道具を扱って、その結果丁寧な所作になるのだと思います。
音を立てないのが目的では無く、その気持ちが大切なんだと思います。

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