振り返り15:相掛かり


図1

ひさびさにひねってみた。図1で▲44歩から攻めていったが、一旦▲28玉と入るのが勝るようだ。ひねる時は▲39玉型で戦うのが習慣化しているのだが、▲28玉型がどう考えても勝る。


図2

第一感は▲57金だったが、▲66金と取っても△46角の際にぴったりとした手が浮かばなかったため、▲79角とした。
▲66金だけでなく、▲56金の狙いもあったのだが、そちらが見えなかった。例えば、△54銀には▲74歩△同金寄▲56金(参考図1)で先手よし。

参考図1


図3

図3では▲同桂△同金に▲77飛があった。▲46金と上がると一気に飛車が使えるようになる。
実戦は▲86飛△75金で図4


図4

▲65桂△86金に▲49歩があったのだが、桂を跳ねることで角が86に利いてくるのをうっかりしていた。


図5

▲47歩としたが、▲47銀が勝る。△25金に▲45歩△同飛▲32角△34玉▲54飛成で寄り。

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