振り返り27:四間飛車に腰掛け銀


図1

▲47銀と引いたが、▲同銀もあった。

図2

図2では▲37桂も考えた。△56歩には▲46角でぼちぼちだが、△45桂▲同桂△同飛▲46歩△41飛とされていまいちかと思った。
本譜は▲46銀とし、△56歩に▲48飛と回ったが、▲48飛では強く▲47金がよかったらしい。

図3

何がいいのかよく分からなかったため無難に▲87歩△91飛▲88銀としたが、▲88銀では▲88金もあり、迷った。また図3では▲66金とし、どこかで▲75歩と角を遮断する手を作るのも有力。ここから数十手は、64の角を遮断するのが急所で、遊び駒を使いながらそれを実現する▲66金から▲75歩が本筋だったのだが、指せなかった。

図4

図4で▲75歩と突いたが、△86銀から△76金で後手よしに。ここは▲同金△同桂▲86銀が勝り互角。玉の上部に駒を置いておくのが重要。


図5

▲26角と出たのだが、優勢から有利に評価値を落とした。
ここは▲73歩があまりにも巧い手で、△同金に▲67銀と取ると△79馬ができないので後手のやる手がない。

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