振り返り14:対先手三間飛車



図1

△23銀と上がったが、△74歩があった。△72飛という手は▲67銀▲75歩型で調べていたため、盲点だった。
△23銀▲36歩の局面は、▲37角から▲65歩をどうケアするかが問題。
△54銀と上がったが、△54歩から△42角がよかったようだ。
△54銀から△63金だと、▲37角と上がられた時に結局△74歩と突きづらいので狙いに乏しい。


図2

△82飛は▲85歩△同飛▲86飛△同飛▲同角△88飛▲82飛△32金▲77桂のところで、△74歩(参考図1)がいい手で互角。

参考図1

最後の△74歩が見えなかったため△82飛に代えて△74歩としたが、▲85歩△75歩▲86飛で悪くなった。


図3

図3で▲45玉に△44香で勝ちになったと思ったが、△58龍が先だった。△44香▲36玉△58龍の時に▲45桂の犠打があり、ややこしくしてしまった。
図3では▲37桂打が本命で、△同桂成▲同桂△44桂▲47玉△36角▲48玉(参考図2)のところで何を指すべきか分かっていなかった。

参考図2

参考図2では△56桂▲同銀△46角で互角の終盤。薄い詰めろに見えていたのだが、△57香があるので意外と受けづらい。最善手は▲57香らしいが、相当やりにくく見える。
▲57銀でもよく分からなかったが、△58角成▲同金△36桂▲47玉△57角成で勝ち。36に桂馬を置いておくのが大事で、これによって▲36桂を消している。


図4

△46金と取ったのが悪手で、△46角から△79角成が正しかった。

△74歩はどこかで使えそう。

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