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家電の買い替え

普段売り場で仕事しているとよくあるのはエアコンや冷蔵庫、洗濯機などなど急に壊れてしまったので急いで買いに来たというお客さん。

因みにどれぐらいの期間使っていたのか聞いてみると10〜15年、長いと20年以上使っていたケースもまあまああります。

家電は10年以上経ったのであれば十分買い替え時です。

なので、そのぐらい年数を経っているのであれば故障の予兆は出てなかったとしても買い替えを検討してもらった方がいいです。

「壊れてから買い替えればいい」と言う方もいると思います。なるべく出費を抑えたい気持ちはわかります。

ですがその買い替え方、割高になる可能性が高いですよ。

冷蔵庫を例に挙げます。

スーパーで肉や魚を1週間分買い込んで、冷蔵庫に入れといたのに翌朝見てみると故障してしまっていてせっかく買った食材が全てダメになってしまった。

急いで買い換えようと思い、すぐに配達してもらえる物を選ぼうとしても全ての機種が在庫がある訳ではありません。可能な中から選ばないといけないので選ぶ楽しみもなくなりますし、金額が高めな機種しか在庫が無い場合って言うのもちょくちょくあります。

特に今の時期は冷蔵庫は壊れやすいので、注文も殺到します。在庫はあっても配送員のスケジュールも取れない事もありますので数日、冷蔵庫なしで生活しないといけなくなります。

かつ今の時期は機種の入れ替えのタイミングでも無いので年間で見るとやや高めです。

数年前に消費税が10%に上がる直前の駆け込みラッシュの時期で配送スケジュールもパンッパンで在庫あっても2週間以上先じゃないと配送が組めないっていう時に
冷蔵庫が15年使ってて急に壊れたって人が来た事があって、「無いと困るからなんとかしてよ」と懇願されましたが、こればっかりはどうにもなりません。

もちろん販売側もなるべく早く手配できるように尽力はしますが、在庫状況や配送のスケジュールには限界があります。

少し性格が悪い言い方をしますが、10年以上使っていて故障するまで放置していたお客さんの自己責任という部分もあると思います。

どうでしょうか?

食材代が無駄になり、機種も選びにくい上に一番安い時期でもない、冷蔵庫が届くまでの間、要冷蔵の物は買えないのでその間の食費も嵩む、またはクーラーボックスを別で買うなどなど、急に壊れてしまった場合のリスクって沢山あるんです。

他にも配送の為に仕事を休まないといけなかったり、予定を変えないといけなくなったり本当に良い事って無いような気さえします。


これが寿命を想定して事前に動いていれば安い入れ替えの時期も狙えるし、ゆとりがあるから好きなデザインとかも選べる訳です。配送日も2週間後ぐらいにしといてそれまでに要冷蔵の食べ物は食べきっちゃおうとか判断もできるので、食材代のロスも最小限に抑えられます。

2~3年ぐらいで急に壊れてしまったのならこの限りではありませんが、10年以上使っていてかつ毎日使うような家電なら早めに買い替えの検討される事を強くおすすめします。





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