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散文詩  靴を履く

どうしたって期待する
季節の変わり目

まだ綺麗なバッグ
二人分の昼食
ハンガーに掛かったままの制服

本当にきれいなきみのこころが
ただそのまま輝き続けて欲しい
だけどもっともっと知って欲しい知られて欲しい
きみは最高なんだって

どうしても靴を履けなかったら
扉を開けなくてもいい

きっと大丈夫
ううんできなくてもいい

こういう時
大袈裟にするときみはいやがるから
心の乱舞を決して顔に出さず耐えている

きみが振り絞った勇気
春の風にうまく乗れますように

頑張れ
頑張らんでいい
だからどっちになっても正解

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