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大塚久雄「マックス・ヴェーバーにおける資本主義の「精神」」『マックス・ヴェーバー研究』第二章脚注(7)について――あるいは、ヴェーバーにおけるカルヴァンとカルヴィニズムについて
最近、古本屋さんを巡ることを趣味にしている。そこで、思いがけない本との出会いがあった。大塚久雄, 安藤英二ら『マックス・ヴェーバー研究』(岩波書店, 昭和47年)である。 知らない人にはちんぷんかんぷんだろうけれど、大塚久雄(敬称略、以下同様)と安藤英二、内田芳明に住谷一彦という錚々たるメンバーの論文集だ。まだ全然読めていないけれど、僕の知的好奇心はグングン高まっている。 さて、そのうちの一稿。大塚による「マックス・ヴェーバーにおける資本主義の「精神」」という論考に