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俳句番組が聴きたくてradikoプレミアムを登録してみたんだ

以前は今よりも声優さんに関心があって、声優さんがパーソナリティーを務めているラジオを継続的に聴いていたものでした。

その時にはラジカセなんて物は身近にはなく、すでにアップルのpodcastのコンテンツが潤っていたり、radikoのアプリが出始めたりしていた頃でした。

そのradikoなんですけど、久しぶりにアプリを起動してみました。

今は俳句にハマっていることもあり、俳句のラジオ『夏井いつきの一句一遊』という10分番組が聴きたかったのです。

特に今週から、兼題(俳句のお題、『この言葉を使ってくださいね』という季語)が、晩秋の季語『残る虫』の応募作の発表が始まっているんです。私も事前に投句(俳句を作り上げて提出すること)を済ませていて、いよいよ自分の俳句が読み上げられるかもしれないとなって、視聴を試みました。

ところが、『一句一遊』は3分ほどしか聴けませんでした。どうやら、私の住んでいる地域では通常、南海放送でやっている『一句一遊』は聴けないらしいのです。お試しで3分は無料で聴くことができましたが、全部聴きたいならば、エリアフリー登録、つまり、radikoのプレミアム会員にならなければならないということでした。

月額、480円……!
う〜ん、キツいなぁ……およそ500円はちょっと私にはキツいんです……。
(5億とか持っていたらついでにNetflixもバンバカ入るんですけど……)

でも10分のうち3分だけじゃあ、もし私の俳句が後半に読まれてもわかりませんし、いつか来る『きゃあ! 私のやつが読まれたぁ!』というドキドキと嬉しさが味わえません。

でも! すでにAmazon primeの会員であるし、諸々の会員費で一年におよそ1万が飛ぶのは何とも惜しい気がしますし。こんなふうに、何日間かウジウジと、3分しか聴けない『一句一遊』を聴いていました。

でも‼︎ せっかくいくつか投句したのに、どれが取り上げられるのか、どうコメント下さるのか全然わからないと『投句した意味ないんじゃない?』と煽る自分もいて、数日間の逡巡の末に、

登録、しました

登録すると、何とお試し期間の扱いか、1ヶ月のうちは無料で全国のラジオが聴けるとのことでした。やったー。
この1、2ヶ月のうちに継続して聴くかどうか、決心がついたらいいなと思いました。
(ザ・先延ばし〜⭐︎)

◇ ◇ ◇

登録した次の日の夜、今週に放送された『一句一遊』を聴いて寝ようと思い、枕元にスマホを置いて流し聞きしていました。
10分という短い間に、いつものように夏井先生とアシスタントの家藤正人さんがたくさんの句を紹介してくださっていました。夏井先生のコメントを聴いていると、何か親戚にいそうな親しみを感じで心があったかくなりました。

すると唐突に、自分の俳号(ペンネーム)と俳句が読まれたのです!

「色鬼を四度なる子や残る虫」

うぉ〜!?!

スーンと次の句の紹介に入ってしまったので耳を疑いました。『いやいやいや、待てよ、ちょっと、今の自分のだったよね? 』と半信半疑になり巻き戻してもう一回聴きました。

やっぱり自分の俳句だったのでもう一度戻って聴きました。

何かに応募した時、自分が当選しなければ何もレスポンスはないものですよね。わくわくして待つものの、当選するなんてことは滅多にありませんし、時が流れていつの間にか自分が応募していたことさえ忘れてしまうものでした。
そういう経験の下、過去に声優さんのラジオを聴いていた時には何もお便りを送りませんでした。私が送っても、採用はされないだろうと端から諦めていたからです。

なので、番組で自分の作品が読み上げられた時は、嬉しさもあったのですけど、びっくりの方が上回ってしまいました。

ラジオって、距離近いんだ……!

夏井先生からひと言感想もいただけて、とっても嬉しかったです。

さて、しかし。
こうして実際に読み上げられてしまうとプレミアム登録が止めにくくなってしまいました。
次の次(で、合ってます)の兼題は今月29日〆切の『帰り花』だそうです。もしこれで投句をすれば、ちょうど発表の時期がプレミアム登録をした1ヶ月の範囲内で、ギリ、聴けるかもしれません。まぁ、1回は払ってみてもいいかもしれないですが、その先どうするかなんですよね。

1回払ったところでいったんそこで区切りをつけて、他で俳句を募集しているところをちまちま探してやっていきましょうか?

ん〜まだ考えたいっ(笑)!

ちょっと話が逸れるんですけど、俳句の続け方っていくつかパターンがあるんです。
私が把握しているパターンは、

① どこにも投句せず個人で楽しむやり方
② 募集先を見つけて投句して楽しむやり方
③ 句会といって、オンオフ含め集団の中で俳句を募り、お互いに評価し合うやり方
④ 吟行といって、集団で俳句のタネを探しに出かけるやり方
 もっと究めたいなら③、④を単発でなく
⑤ 俳句結社に属して俳句の腕を磨く

私のテキトーな知識

こんなところでしょうか。
私は今②の楽しみ方で俳句を作っています。もっと上手になりたいので、藤田湘子さんの俳句初心者向けの本を読み始めたところで、投句していってゆくゆくは『これは素晴らしい!』とかって言われる俳句を作ってみたいです。

もし、今後、もっとうまい俳句を作りたいと思った時には、どこかの俳句結社に属したりするかもしれません。結社に入ると1年に1万2千円ほど年会費でかかるようです。そのことを考えると、こうして夏井先生に月500円以下で見ていただけるのはお得なんじゃないかとも考えています。

他の、自宅の地域では聴けないラジオ番組でお気に入りのものがあと5つくらいあれば、続けようかと決意できるんですが……探してみます。

あぁ、どうしましょう!
悩ましい、贅沢な悩みができました。

1、2ヶ月後の続報をどうぞご期待ください。

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