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2018年 ケルメスレースに参加する1日の流れ 後編

前回の続き。

4、受付

ケルメスの会場に着いたら先ずは受付に行きます。

受付会場はだいたいカフェやバーの中にあり、近くを通るとこっちだよと教えてくれる人が多いので、わりかしすぐに見つけることができます。


中に入ると受付の車連の人が4人ぐらい並んでいます。

2人がライセンス登録係

1人がゼッケン配布&サインシート係

1人がエントリー代受け取り係



こんな感じです。

受付の流れ

①パソコンの前に座っている人に国際ライセンスと海外活動許可証を渡す。

②事前エントリーのリストに名前があるか確認されるので、「NO」と応える。

③チーム名の確認をされる。

④初めてのケルメスレースか?と聞かれる

⑤サインシートに名前を書く

⑥抜き打ちドーピング検査があるので、対象になった時のために電話番号も一緒に書く。

⑦ゼッケンをもらい。

⑧ゼッケンが1枚なので、貼る側を教えてもらう又は紙にrightかleftか書いてあるので、それで確認する。

⑨エントリー代12ユーロを払う。


以上が受付の流れです。



またリュックをその受付のカフェかバーで預かってもらうことができます。

僕は「Please keep my bag ?」

という当たってるかよく分からない文法でお願いしますが、いいよ!と預かってもらえます。


もし預かってもらえない場合は茂みとかに隠して置いておけばまず盗られることはない。


預けるにしても隠すにしても、財布や携帯などの貴重品はレース中も背中のポケットに入れておきます。これなら例えリュックを盗まれても、生きて帰ることができるでしょう。



ゼッケンの貼る位置が分かると、どっちからゴールラインを通過するか分かります。


ゴールラインには本部があり、そっち側にゼッケンを貼るからです。




大会によってはゼッケンだけでなく、プレートもある場合があります。そのため、タイラップとハサミが必要となるのです。



 5、試走&レース

試走は走りながらコースを確認します。

オレンジの服を着たボランティアの警備員がコースのコーナーとかにいます。

指であっち?それともあっち?と示すとあっちだよと教えてくれます。


スタート時間はだいたいです。

20秒ぐらい早く始まることも7分遅く始まることもあります。

スタート地点も大会ごとでバラバラで、ゴール地点からの時は分かりやすいですが、全く別な細い道からの時もあります。

スタート時間5分前には周りをよく見て動いた方がいいです。



6、ゼッケンの返却

レースが終了したら、ゼッケンを返しにいきます。

この時に注意するのが、賞金対象内かどうかです。

日本のレースとは違い、20位まで賞金が出ます。


レース終了と同時に車連の人がリザルトの集計をします。

終了後30分でリザルトが出ます。順位を確認中し、賞金対象内ならゼッケンを返す時に賞金ももらう。



あと、例えリタイアになっても、ゼッケンを返せば、5ユーロ貰えます。


つまり、12ユーロ-5ユーロ=7ユーロが実質のエントリー代になります。


リザルトはフランドル車連のホームページからも確認できます。


7、電車で帰る

近くの電車からブリュッセルに帰ります。

時刻表を確認しながら、電車の遅れ、または運行の中止がないか確認にして、駅のホームに行きます。

自転車はそのまま乗せることができ、車掌さんに切符と自転車チケットを見せて、ブリュッセルに着いたら降りて、そこからは自走で宿に帰ります。

以上がケルメスレースの1日の流れです。


もし今後ケルメスレースに参加したい人がいた時に参考にしてくれたら幸いです。




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