米とソーセージとトム・クルーズ

 断っておくが、ソーセージではなくチョリソーです。その方が、腕白な印象を持たせることが出来る、そう判断した。この、辛く味付けされた肉が腸詰めされた物体は、昨日の酒盛りの残りである。買いすぎる癖があり、土曜日に翌日の夕食のおかずを賄ってしまう。故に、米だけ購入し、夕食とする。ちなみに、ザーサイもこんもり残っている。ポテトフライとポテトもち(チーズが甘すぎる)で腹が満たされ、この始末。
 三十代後半の年回りにも関わらず、米とソーセージ(チョリソー)。
 食の好みが二十歳前後から変わっていない。
 変わったのは、クラフトビールの味を知ったことぐらい。もう少し、食の世界を広げたいが、面倒。健康を考えれば、ギルティがすぎる今日の夕食。
明日からの四日間は修行僧と化すので、問題ない。

 さて、話を変えよう。新宿でトム・クルーズの新作を観てきた。
「ミッション・インポッシブル DEAD RECKNING PART ONE」
三時間近くある上映時間があっと言う間にに過ぎる、超娯楽大作。内容は、還暦を迎えたトム、妙齢のヒロインとその他おじさんたちが、世界を変えるカギを巡ってトムとジェリー。そんな映画だ。つまり最高。
 そして、妙齢のヒロイン。四十一歳、四十歳、三十七歳、三十五歳。女性の主要人物に、二十代が一人もいない。ヘイリー・アトウェル、レベッカ・ファーガソン、ヴァネッサ・カービー、ポム・クレメンティエフ。
 皆さん、素敵である。一人一人。年齢など関係ない。最近のハリウッドでは妙齢のヒロインが増えている気がする。気のせいか? 何かの配慮なのか、偶然か。まぁ、どうでもいい。ダイナミックに脱線した。
 ともかく今作は間違いない、娯楽作で、当然おすすめである。やはり、全国公開のメジャー映画はこうあるべき。そう思わせる。トム・クルーズの情熱がスクリーンに迸っていて、見習いたいモノだ。二回りも年下の自分が頑張れない筈はないと、励まされる思いである。
 思ってるだけにならないよう、実践していく。乞うご期待(何を?)。

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