見出し画像

【銘柄リスト】DOEとROEについて考えてみる〈26社選出〉

こんにちは、さくらもちです🌸
今回は最近話題のDOEとROEについて考えてみます。

■DOE(株主資本配当率)とROE(自己資本利益率)との関係は?
 今までの配当基準は、損益計算書(PL)の最終項目である当期純利益を原資としています。しかし当期純利益からどの程度株主還元するかは企業の戦略に依存するため、配当として還元されない可能性もあります。
そのデメリットを補うのが「DOE(株主資本配当率)」です。
 DOEの計算式は「配当総額÷株主資本(自己資本)=配当性向(配当総額÷当期純利益)×ROE(当期純利益÷自己資本)」です。
 つまり、配当性向が同じ場合「ROEが上がるとDOEも上がる」という関係にあります。
 さらに掘り下げると、ROEを高めるには、当期純利益を高め、または自己株買いなどで自己資本を減らすという方法もあります。

 高ROEがDOEにとって重要であることが理解できます。
 そこで、既に配当利回りが3%以上で、配当性向20%以上で余力を持ちつつ、高ROE(12%以上)の銘柄を抽出しました。
※抽出される銘柄数が多いため、割安(PER10倍以下)と財務(自己資本比率50%以上)基準も追加した。一旦DOE採用の有無は問わない。

 この中でDOE採用銘柄は、「日本電技」「MCJ」「蝶理」などです。一方で未採用企業がDOEを採用するのであれば、株主還元のお墨付きを得たこととなり、中長期的には株価上昇が期待できます。
 なお、上記銘柄では「ディア・ライフ」「中国塗料」「西部技研」「MCJ」「DNH」「蝶理」は既に保有しています。

 直近の決算で大きく下落している銘柄もあるため、購入の際はご注意を!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?