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【第2回】わたしたちは株主優待だけで生活できるのか?(食品「お米」篇)

■株主優待だけで年間の食品を賄うことができるか?
こんにちは、さくらもちです🌸
今回は「食品」について株主優待だけで生活することができるか検証したいと思います。
前回は「総務省の家計調査報告(2023年度)」を基準に年間の基準額を設定しました。食品・外食の基準は「556,692円」となります。
この基準、食品だけでなく外食も含まれていますが、株主優待の中で最も食品・外食関係の優待が多いため、便宜上分けることにします。
また食品は「現物」で届くことが多いため、各食品について年間の「消費量」を基準値としてみます。

令和4年度食料需給表より、1人当たり数量を確認することができます。

総務省統計局の家計調査報告・1世帯当たりの支出金額(2023)

主要な食品のみピックアップしています。
この時点で株主優待だけで、食品全てを賄うのは無理だということが薄々気づきます。野菜81㎏とか無理ですよね。

■「株主優待で年間の「お米」を賄うことができるか。
まずは「お米」から見ていきます。
以下、「お米・お米券」をもらえる株主優待の一覧を作成しました。カタログギフト系は抜いてあります。漏れはたくさんあると思います。
黄色ラインはわたしの保有株、緑ラインは取得を検討中です。

株主優待(お米・お米券)一覧

上記の表より、ラインナップを組んでみます。

・NITTO 100株でおこめ券5㎏
・エイジス 100株でお米券3㎏
・TPR 500株5年保有でお米券10㎏
・テクノメディカ 100株で米2㎏
・エコス 100株で米2㎏
・進和 100株でおこめ券2㎏
・オーハシテクニカ 100株3年保有でおこめ券4㎏
・サカイ引越センター 100株で米3㎏
・ヤマタネ 300株で米2㎏
・キムラユニティー 200株で米4㎏

これだけ揃えても「合計37㎏」。
これを補うとしたら、上記の表にありませんが、「MCJ1000株(6/10株価1,439円)」という手があります。カタログギフトで20㎏もらえるため、合計して50㎏クリアできます。かなりの資金が必要になりますが。

皆さん、ここまで説明する過程で気づきましたね。
米の年間消費額15,596円なら、配当のほうが現実的クリアじゃんってことです。
無理して微妙な銘柄を集めるより、高配当のよい銘柄を狙っていく方が良さそうですよね。

今回で全ての食品を網羅しようと思いましたが、「株主優待(お米・お米券)一覧」の作成に労力を要したため、他の食品は次回以降まとめていきます。

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