見出し画像

調子にのってポモドーロ風にしてみた

こんにちは南仙台の父です。
今回は食べ物の話題です。
食べ歩きやお店の情報ではありません。
皆さん、自分で料理を作ったりすることはありますか?
私は休日糧食班なので、休日は私が食事を作らなければなりません。
先日のことですが、親戚からオリーブオイルをいただき、ちょっと調子に
のってポモドーロ風のパスタを作ってみました。
そう、写真のやつです。
(ちなみにお皿は「ヤ〇ザキ 春のパン祭り」でいただいたやつです。)

さて、ここではクッ〇パッドではないので、材料や作り方などは一切出し
ません。(想像で考えてみましょう。)
ここでは料理に対する思い入れについて語ってみたいと思います。

私にとって料理はモノづくりです。
材料を買って来るところから、最終的な後片付けまでがモノづくりの工程
です。(別に対して仰々しい話でもありませんよね。)
工数、時間、品質(味?)、意匠(盛り付け?)、コストも含めて色々と
考えながらやらなければいけません。
(お母さんや奥さんに感謝しないと罰が当たりますからね。)
やっぱり、材料によってテンションが上がってしまうのは料理の特徴かも
しれません。
パスタについてはソース(上にかかっているやつ)が大事な要素になりま
すが、ここにどうノウハウをつぎ込んでいくかが大きな要素です。
自分で作ることの良い点と言えば、自分の好みに合わせて好き勝手に作る
ことができることでしょうね。
食感だったり、匂いだったり、味つけであったり、自分の狙ったところに
合わせて作っていける点は大きいと思います。
ただ、上手くいけばいいですが、失敗も受け入れなければならない現実も
あります。
そういう点では良くも悪くも、自分の腕にかかっている点が重要です。
上手くできた時は更にテンションが爆上がりします。

私はあまり外食はしませんが、いわゆる名店と言われるようなお店で食事
をすることもありますが、残念なことにどれだけ美味かったとしてもテン
ションが爆上がりすることはありませんでした。
ずっと、どうしてなんだろなと疑問に感じていましたが、40を過ぎてわか
ったのが、「自分で作って、上手くないと、テンションは爆上げできな
い。」という妙な話でした。
(大方の人に取れば、自分で作るよりも、プロの作った美味しいものを食
べた方がいいに決まっているのですが・・・。)
そう、苦労した上での結果でないところがテンション爆上げできない理由
だということがわかったのでした。
私は自分で考え、悩み、手をかけて・・・、そういった工程を重ねた苦労
の上に辿りついた結果でなければ満足できない体になっていたのです。
簡単に言うと、楽して得られる喜びは私には何の価値もなく、誰が見ても
アホにしか思えないような苦労や失敗を重ねてできた結果にしか、もう喜
べない体になっていたのでした。(なんじゃ、これ。)

もう、外食に行っても嬉しくはないし、もちろん美味い料理もあるので、
それはいいのですが、どちらかといえば、どうやって・何を使って、どれ
くらいの手間をかけて、といった料理の手法の方に興味が行ってしまい、
料理を味わうといった楽しみが吹っ飛んでいるのでした。
自分で作る、苦労する工程のないことで満足できないということでした。
楽をする方法も色々とありますが、そうしたことも自分で試してみて加減
を会得できなければ満足いかない体になっています。
更に言えば、苦労して楽しむ体質といっていいかもしれません。
ただ、苦労は何でもいい訳ではありませんので、あくまでも自分が納得が
でき、自分の肥やしになり得る苦労でなければダメです。
料理の中にはそうした苦労が様々入っているので、その親和性の高さから
いい感じの苦労が得られるのかもしれません。
これは楽器を弾くのとかも同じような要素がありますから、苦労を楽しむ
人生が私の人生なのかもしれません。

オリーブオイルもまだまだあるので、創作意欲が湧いております。
次な何にしようかな、こんなことしてみようかな、変な苦労が待っている
のは言うまでもありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?